16頭を笑顔で看取った
ペットロスカウンセラーReibiです。
あなたは、
大切な子の死なせ方を
考えていますか?
そんなこと言うと
縁起でもないとか、
ひどいとか言われそうだけど、
私は、
ルカちゃんが家に来た時からずっと
ルカちゃんの死なせ方を考えてきました。
それは、
早く死んで欲しいからではない。
幸せに死んでほしいから。
今日は、
瓜ちゃんが遊びに来てくれたよ。
お家では、
甘えん坊、暴れん坊の瓜ちゃん。
ツイたぬちゃんとスポイルちゃんと
早速エキサイトし過ぎたプロレスで
尻尾がたわしみたいになってました。
ルカちゃんは、
連日、日に何度も発作を起こしていて
毎日、
夜の0時~朝の7時は
発作ゴールデンタイム。
治まったかな~と思うと
間もなく発作が始まる。
低血糖の発作を回復させること自体は
全然難しい事ではない。
でも、
ルカちゃんは
鼻呼吸ができないことと
飲み込みがうまくできないこともあって
インスリノーマ単独の発作のとき
のようには、いかないのです。
とくに夜中は、その傾向が強い。
今日は、
鼻から血が出てくるようにもなった。
鼻血というより、
咽頭とか食道が
傷ついているんじゃないかと思う。
でもね、
そんな発作も起こしながらも
一方で、
確実に穏やかな時間も増えています。
っていうと
矛盾しているように
聞こえるかもしれないけど、
穏やかに寝ている時間も長くなっているし、
寝ているときの呼吸も
ゆったりして穏やかになってきました。
今日は、
ルカちゃんのママとパパが
ルカちゃんに会いに来てくれたよ。
ルカちゃんが、
そんなに長くはないと思うので
生きているうちに一度会って欲しくて
無理言って遠くからきてもらいました。
ルカちゃんのママも、
少しずつほっとできる時間を
もてるようになってきたって。
心の余裕って大事よね。
ルカちゃんを見て
家にいたときよりも、
深くてゆっくりした呼吸をしています。
思ったより辛そうじゃなくてよかった。
と話していました。
久々の、
家族の再会はとても穏やかな時間でした。
そして、
俺をかまって欲しいエルボーでした。
介護で気持ちがすれ違うことがあっても
お互い嫌いになったわけじゃないんだよね。
余裕がないだけなんだ。
余裕がないと、
どうしても人にやさしくできないもの。
帰り際に玄関で
ルカちゃんのママが
ルカちゃんにかけた言葉
ルカ、
もう、いいんだよ・・・。
その一言に
いっぱいの愛が込められていました。
心に余裕ができれば
相手のタイミングを尊重できる。
心に余裕があれば
相手のことを心から想うことができる。
大切な存在だからこそ
幸せに死んで欲しい。
だから、
死なせ方を考えるんだ。
それを考えずに
手当たり次第
できる治療をやっていくと
その子の体が
ボロボロになっても
あなたは、
治療を止められないでしょう。
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