『放課後カルテ』はなぜ“リアルな教室”に? | 好きなことだけで生きられる

好きなことだけで生きられる

「好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります」by立花岳志
■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。

もちろん、本作の原作へのリスペクトや、各役者の演技力の高さも評価すべきポイントだろう。しかしそれ以上に、松下と子どもたちが紡ぎ出す本物の信頼関係こそが、ドラマ『放課後カルテ』の中に確かに息づく愛を生み出しているのかもしれない。


「同じドラマに出る共演者であり仲間であり俳優なので。対等に接することでしっかりとついてきてくれる」(※)というその言葉には、年齢や経験の差を超えて、一人の表現者として向き合おうとする真摯な姿勢が伝わってくる。


「ついつい可愛がりそうになるんですけど、そこは押さえて4カ月間ぶっきらぼうな牧野先生で行こうと思います」とコメント。


すこし意地悪な言い方をすれば、こういったインタビューでは、どうしても「一生懸命頑張ります!」「役を意識して……」といった、あざとい受け答えが目立ちがちだ。しかし本作の子どもたちは「お人形が好き」「百人一首が得意」といった小学生らしい素直な一言が印象的で、かえって好感が持てた。


『放課後カルテ』はなぜ“リアルな教室”に?