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「Chime」劇場鑑賞。骨の髄まで寒くなる容赦のない恐怖体験は「CURE」よりも不穏で「回路」よりも孤独だ。希望はどこにある?黒沢清が映画の悪魔を召喚させることに成功してしまった。危なすぎる。空気感がおかしい。たしかに黒沢清の映画ではあるが、今回は黒沢清すぎるのだ。攻めすぎ。が、傑作。


黒沢清監督のインタビュー内で触れられているけど、「Chime」の料理教室はクリント・イーストウッド監督の「ヒア アフター」から着想を得ている。公開当時から黒沢清はこのシーンが不穏だと指摘していた。観た人ならわかると思うが、このシーンには変な緊張感がある。ま、この映画そのものが変だけど。


「Chime」、渡辺いっけいが演じた刑事も見事な存在感だったね。モブっぽい情報が一切ないキャラクターなんだけど、犯人を見つけ出そうとする刑事特有の怖さだけはある。しかし、経験値のあるベテラン俳優が黒沢清の映画に現れる時の楽しさってのがあるよね。渡辺いっけいとか絶妙な配役だった。