しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。
● 人として生きるために不可欠な4つの鏡
ヒトが人として生きるために不可欠な鏡が4つあります。「身だしなみを整える鏡」「健康状態を見える化する鏡」「貢献度を見える化する鏡」「思考を見える化する鏡」です。
● 直接見えない健康状態は、間接的に見える化する
見た目はこのように大切ですが、外見だけではわからない、体の健康状態を見える化することも大切です。でも体内の健康は鏡では見える化できないので、「健康状態を見える化する鏡」が不可欠です。その代表例が、定期的に受診する健康診断です。自分で血圧や体温を測ったり、尿や便の状態などをチェックするのも同様です。健康状態は直接は見える化できないので、間接的に見える化する方法がメインになります。
● 貢献度を見える化したものがお金
人が生きる目的は、究極的には「貢献」にあります。貢献することにより、ひと様や社会から感謝されます。お金とは感謝の気持ちの1つの形態なので、貢献度が高い人ほど、お金をたくさんもらえます。つまりお金とは、貢献度を数値化して見える化した鏡だということです。
● 最も見える化が難しいのが思考
そして、ヒトにはもう1つ、見える化すべき大切なモノがあります。それが「思考」です。大切なことほど目に見えないといいますが、その最右翼が「思考」です。
● 思考を見える化できる唯一の鏡は言語化
では、どうすれば、思考の全容を見える化できるのか。その答えが「言語化」です。ただし、4つの鏡の中で一番難しい鏡が、思考の言語化です。
その証拠に、言語化というキーワードを目にした瞬間に、拒絶反応を示す人も多いはず。なぜなら、小学生のときに作文や日記を書くのが苦手で、苦労したトラウマがあるからです。私自身も小中高を通じて一番苦手だった科目が国語でした。作文や日記も苦手でしたし、要約問題にいたっては、まともに解けた記憶がありません。
ところが、そんな私でさえ、今ではスラスラと思考を言語化できるようになり、ビジネス書作家として活動しています。きっかけは、自分の脳の記憶力を当てにせず、道具に頼る簡便法を見つけたこと。それが冒頭で触れた「神ふせん」です。言語化が苦手なかたは、是非お試しください。