これまで朝ドラでは、女性の社会進出を阻む要因のひとつとして妊娠を描くことが少なくなかった。
が、2024年、生理によって心身のバランスが崩れる問題にまでようやく踏み込んだのだ。
そして、弱音や本音を吐き出し合うことのひとつとして、寅子やよねは生理の苦しみや軽減する情報を分かち合う。
女性が男性に軽視されている事実をミステリー仕立ての法廷劇で描き、生理で女性の連帯を描き、とてもうまくまとまっている。
まとまり過ぎかなとも思ったが、そこはちょいちょいセリフでコメディ要素を入れて緩和して工夫されている。
吉田恵里香の優秀さは彼女自身の優秀さにほかならない。
要は、脚本家をベタ褒めしているわけですが、
たしかにこの脚本はまさに女性ならではと思わせる説得力があるのです。
きっと。
朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉目当てで見始めたがどうやらドラマも面白くなりそうです。
主題歌「さよーならまたいつか!」