●1. 睡眠を軽視しない
睡眠不足は、やる気や集中力を低下させるなど、勉強の効率に大きな悪影響を与えます。
質のいい睡眠を取ることでセロトニンが活性し、「やる気が起きない」問題も改善されるのです。
睡眠がやる気と関係している。
睡眠不足のときにやる気が起きないのは当然。
自分に最適な睡眠時間を確保し、基本的な生活習慣を整えましょう。
●2. 自分の意志は信じない
意志が弱くても自然と勉強できるルールをつくる必要がある。
やる気が出ないときに行動するコツ
「条件付けによる計画(if-then planning)」を使ってみよう。
条件付けによる計画とは、「物事を完遂するために必要なステップ」を「『いつ』『どこで』行うか」を決めること。(カギカッコ内引用元:同上)
たとえば、
・20時になったら、どんな作業も中断して一度勉強机に向かう
・家に着いたら、晩ご飯を食べる前にソファに座って単語を10個覚える
といった決まり事をつくる。
こうすれば、勉強は “すでに決まった予定” となる。
時間が来たら始めるだけなので、意志の力は不要になる。
●3.「毎日やる」を目標にしない
“毎日” という目標設定に問題があるのかもしれません。
もともと勉強習慣のなかった人が、いきなり毎日勉強するのはハードルが高すぎるのです。
“毎日やる” ではなく、もっと緩い目標を設定してみましょう。
「最初の段階のOKラインを、欲張らずに『週1回』」から始める。
徐々に頻度を上げていくことで、最終的に毎日の習慣にする。
この方法なら、勉強できなかった日があっても別の日にカバーできるため目標達成の可能性が高まります。
「できた」という満足感を味わいながら、習慣化に取り組める。