●その方法とは、「どうやるか」の考え方から「誰とやるか」の考え方にシフトすることです。
多くの人は目標を達成しようとするときや課題を乗り越えようとするときに、まず「どうやるか」を考えます。自分が「好き」ではないこと、「得意」ではないことは、自分で「どうやるか」を考えるよりも、「誰とやるか」を考えたほうが、自分でやるよりも劇的に速く、質の高い仕事ができます。
振り返ると、自分で「どうやるか」にこだわらずに、初めから「誰が私に代わってこの目標を達成できるか?」を考えていれば、時間も労力もお金も失うことはなかったと思います。
「どうやるか」に固執した場合、失うことはほかにもあります。それは「自信」です。自分が「好き」ではなく「得意」ではないことを頑張ってやり続けたけれど、先延ばしにしたり、未達で終わったりすると、目標達成が遠ざかるため、自信を失います。
今は「どうやるか」以上に「誰とやるか」を考えるようになっています。実際、「誰とやるか」を考えることで、より速くより大きな目標を達成できています。
「どうやるか」を「誰とやるか」に転換したら、どれだけの時間を節約できますか?
自分が「好き」で「得意」ではない仕事はユニークアビリティを持つ人に任せ、そこから生み出した時間は、自分のユニークアビリティを活かした仕事に注力していくと、できる仕事の限界値が劇的に上がります。