円滑な社員コミュニケーションで業績アップ | 好きなことだけで生きられる

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「好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります」by立花岳志
■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。

こちらの記事からの抜粋です。 


●菊地:当初はスターツ出版も、よくある普通の中小出版社だったんです。でも、「このままだと成長はない」と思い、社員同士のコミュニケーションを活発にしようと。


でも、最初はこの取り組みには反対が多かったんです。当時は「みんなでキャンプなんて、誰も来ませんよ」と言われて。そこで、それぞれの部署の一番若手のメンバーをレクリエーション委員会という形で組織して、その子たちに企画を考えてもらって、彼らが中心となって呼びかける形で始めました。


●円滑な社員コミュニケーションで業績アップ


菊地:そうです。上から押し付ける形は良くない。社員旅行ではたくさんのアクティビティを用意していますが、イベント企画はすべて、若手社員が中心になって実行してくれています。


それに、こうしたコミュニケーション活性化策の多くは、「スターツ出版未来プロジェクト」という社内コンペで生まれたアイデアです。社内コンペで、最終的に全員の投票で決まったのがこうした取り組みでもある。自分たちで決めたから、みんな参加する。


菊地:そうです。全国の出版物の売り上げは、残念ながらこの20年、ほぼ右肩下がりです。そんな中、スターツ出版の書籍の売り上げはこの5年で9億円から51億円で5倍超になってるんですね。毎年120%で、ずっとアップしている。


社員と食事をすると、「シャッフルランチ」や社員旅行の「モアジャム」、部署横断コミュニケーションが楽しかったという話が多い。自分の部署以外の人と仲良くなって、将来はその部署の仕事もやってみたい、という意見もあって、こうした取り組みによって確実に社員の視野が広がっています。そういう社員の気持ちが会社の業績を担保していますね。


●出版業界が不況と言われる中で売上を上げている出版社の取り組みに売上アップのヒントが隠されていないか。


まずは、円滑な社員同士のコミュニケーションから真似してみるのも悪くない。