「なぜ重要なことがたくさんあるのに、些末なことにこだわるのか?」
その理由の1つは、私たちは目の前の出来事に気を取られがちだということです。
一歩引いて大きな視点に立つことができません。
小さなことに目くじらを立ててしまいがちな人は、こう考えてみましょう。
「自分はこの問題を、明日も、来週も、1年後も気にしているだろうか?」
たとえば、些細なことが気になったら、次のように自問してみましょう。
・大きな視点に立てば、この出来事を気にする価値はあるだろうか?
・同僚の仕事の出来は本当にそこまでひどいものだったのだろうか?
・誰かが遅刻したことで会議の開始が遅れているのは、私にとってそこまで重大な問題だろうか?
それでも、状況を俯瞰できず、目の前の小さな出来事に対するストレスや怒りが収まらないと感じるのなら、「人生は短い」ということを思い出しましょう。