A. 夜、ぐっすり眠る
B. 昼寝をする
C. ソファにもたれて、たわいないテレビ番組を見る
日常生活の場面でこうした休息をとることは大切だが、ありがちなのは、「休息は完全に受動的なもの」という思い違いだ。専門家によれば、ただ座ったり、うつ伏せになったりしても休んだことにはならない。
真の意味で休息といえるのは、「最適なレベルで機能させるのに必要な回復を脳に与える」ことだという。睡眠を充分にとるのも脳を健康に保つうえで欠かせないが、脳機能を最適化させる休息は眠りではなく、活動的なものが多い。
アレックス・スジョン=キム・パンは、「心と体を最も回復させてくれる休息、つまり私たちの心と体のバッテリーを最も効果的に充電してくれるのは、受動的休息ではなく能動的休息のほうです」と語る。
セレステ・ヘッドリーは、「自分が好きでやっている仕事でも、仕事中の脳はまったく休めない」と語る。
「仕事が好きで、使命感に突き動かされるまま、それをずっと続けても苦にならないかもしれません。それでも、休みたいと思ったら仕事は脇に置くべきです」
休息を習慣化する9つの方法
1.活動的休息に集中する
2.趣味を持つ
3.1日当たりの休息時間を増やす
4.「これだけは今日やる」リストを作る
5.長時間労働を見直す