●自分を好きになれるよう、自分に心を配って
自分を大切に扱う──。運のいい人はみな、きっと実践しているはずです。
たとえば、朝はいた靴下に小さな穴が開いていることに気づいたとします。運のいい人は「今日は外で靴を脱がないからこのままはいていってしまおう」などとは考えません。ちゃんと靴下をはき替えるのです。自分を粗末にせず、自分を大切に扱う。他人を敬うのと同じように、自分自身を敬うのです。
ではなぜ、自分を大切に扱うことが運のよさにつながるのでしょうか。その人の運のよし悪しは、周囲の人といかに良好な人間関係を築けるかに大きく左右されます。自分を大切にしている人はほかの人からも大切にされるのです。逆に、自分を粗末に扱っている人は、他人からも粗末に扱われるようになってしまうのです。