ドラマ「お別れホスピタル」の原作者、沖田×華さんに聞く | 好きなことだけで生きられる

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こちらの記事からの抜粋 


『透明なゆりかご』の原作者である漫画家の沖田×華(おきたばっか)さん。

NHKでドラマ化された『お別れホスピタル』、漫画制作の裏話と、終末期医療についての心構えを聞きました。

「看護師をしていたとき、霊よりもやっぱり人間の方が怖いなと。精神病棟でパート夜勤をやっていたときに患者さんが、“夜中にお経をあげる声が聴こえるので、すぐ除霊してほしい”というのですが、実際にお坊さんが入院していて、本当にお経をあげていました。いや生きてるんかいっ。そっちも怖いし!と(笑)。夜中に正座して拝んでいたのですが、別にボケているわけでもなくて。“お経は明るいときにあげてもらっていいですか”とお願いしました。これ本当の話なんですけど、誰も信じてくれません」

「実習のときも、精神科は濃い患者さんばかりでした。誰ひとり、普通の人がいない。そのなかにとても穏やかなおじいさんで、いつでも絵を描いている人がいました。普通の人がいた!と思ったら、“はい。じゃあヌードモデルになってください”と急に言われて。いや出来ませんよそんな、と(笑)」

「元気なうちに終末期医療、こういう看護が受けたい等ということを、家族でちゃんと話し合っておくことが大事だと思います。意思疎通が取れなくなってしまうと、どういう治療をするのか?本人ではなく、家族が決めなくてはいけなくなるので」

沖田さんのお母さまもヘルパーさんとして働いています。将来について具体的に話されたそうです。

「ペットを飼っているので、ペット可のグループホーム(専門スタッフ、ヘルパーの支援のもと、集団で生活を行う施設)に入る、で間違いないよね?って。それで亡くなってからは樹木葬がいいと確認を取っています」


沖田さんご自身も、どんな最期を迎えるか?の理想があるそう。

「旦那は先に逝くだろうし、おばあちゃんになったらきっとひとりぼっち。そこで温泉付きの老人ホームに入り、温泉につかりながらヒートショックを起こして死ぬのが夢です」