その先には期待しかない。石原さとみ2.0 | 好きなことだけで生きられる

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キネマ旬報最新号(2024年2月)に映画監督の吉田恵輔が寄稿していた。


5月17日公開予定の新作映画「ミッシング」での石原さとみの芝居について書かれていた。


以下「キネマ旬報」2024年2月号(P60、P61)からの抜粋です。



石原さとみという俳優は初めて出会うタイプの変わった人だった。


ありがたいことに石原さんは私の映画に出演したいと言ってくれた。


初日は本篇の中でも、そこまで難しくない芝居のシーンから始める。



ベテラン俳優とは思えないほど、芝居に安定感がない。


何度もテイクを重ねる。



初日撮影終了。


帰ろうとしたら、石原さんは撮影をしたソファーから動いていなかった。


頭を抱え、固まっていたのだ。


本人曰く、今まではそんな経験はないと言っていた。


しかし想定外なのは、その不安定の中から出てくる芝居が、とんでもなくこちらの感情を揺さぶってくる。



その没頭、説得力に何度も泣かされる。


胸が掻きむしられる。


見かけによらず不器用な彼女が見せる、動物的ともいえる感情の吐露は、奇跡のような瞬間を何度も生み出す。


体感してほしい。


これはもう5月17日公開予定の映画「ミッシング」に期待するしかない。


予告編