『悪は存在しない』4月26日公開 | 好きなことだけで生きられる

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『悪は存在しない』4月26日公開


見逃せない2024年公開予定の邦画を10作品紹介していた。


気になるのは2作品。


●『悪は存在しない』4月26日公開

2023年の第80回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した濱口竜介監督の新作。自然が豊かな山間部に、芸能事務所がグランピング施設の建設を計画したことで、住民たちが困惑する物語。環境破壊や企業のコンプライアンスという今どきのテーマに、ゆったりと美しい日常風景、ブラックな笑いも加味され、ラストの解釈も観る人によって分かれそう……と、多くの側面で話題性が十分。前作『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞作品賞ノミネート・国際長編映画賞受賞を果たした濱口監督。世界を席巻するその独自のセンスが、日本では本作で改めてどのように評価されるか?


●『ミッシング』5月17日公開


3か月間、手がかりのない少女の行方不明(=ミッシング)事件。消息が途絶えたとき、母親は好きなアイドルのライブに出かけていたことから、心無い誹謗中傷にさらされる。メディアの報道姿勢に鋭いメスを入れつつも、逆境の中、娘を捜す母とその家族を通し、大切なものを取り戻していく姿を描く感動作。社会派エンタメを得意とするスターサンズが企画で、監督・脚本は『ヒメアノ~ル』『空白』の吉田恵輔(吉=つちよし)。その吉田監督との仕事を切望してきた石原さとみが主人公を演じる。実生活でも母親になった彼女が出産後、初の作品とあって、素顔と役のシンクロも見どころだ。


早く、観てみたい。