朝比奈秋「受けてのいない祈り」下半期芥川賞候補に選ばれる新人小説は9作品ほど。その中でいちばん有力そうなのは、朝比奈秋「受けてのいない祈り」。(文學界12月号)医師当事者でなければ描けない鬼気せまるリアルさ反面、テーマがリアルさと噛み合いきっておらず、「文学になっているか」という話だが、この半期でも出色の作であることは疑いない。栗原裕一郎(文芸評論家)「文芸最前線に異状あり」週刊新潮11月30日号より何だか気になる作品だ。読んでみたい。 文學界 2023年12月号[雑誌]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}