
みんなに好かれなくていい
けれど、自分に嘘をついて、まわりに合わせながら自分らしく生きることなど不可能。そもそも、そんな人生は楽しくないはずだと著者は主張しています。
簡単に嫌いなものを好きなものに変えることなどできません。
そして、どう頑張っても気が合わない人もいれば、自分とは価値観が合わない人もいるのです。(42ページより)
そのように、こちらの努力ではどうにもならない他者の感情や、他者からの評価に意識を奪われて生きることは、非常にバカらしく、もったいないことなのです。(43ページより)
逆にいえば、自分に嘘をつき続けている間は、本当に自分を信じてくれる人は現れないのでしょう。そういう意味でも大切なのは、よくも悪くも本心を誤魔化さないことだと著者は述べています。「不特定多数の<誰か>に嫌われないことよりも、大切な人から信頼され、その関係を守る努力をするほうが心は満たされる」のだとも。(41ページより
合わないことはしなくていい
当然のことながら、人には得意・不得意、好きなこと・苦手なことなどがいろいろあるもの。
著者の場合、自動車の修理や販売を主とした事業を運営しているものの、じつは手先が不器用なのだそう。頭のなかで車の構造は理解していても、実際に修理作業をするとなるとうまくできないというのです。したがって、そうした作業はすべて専門の整備スタッフに任せているのだとか。
結局のところ、苦手なことを一生懸命に努力してやったところで、好きで得意な人には敵いません。
精いっぱい頑張って、なんとか平均点を取れるくらいのレベルになるだけでしょう。
それなら、自分の得意なことや好きなことに注力し、伸ばすように努めたほうがいいでしょう。(57ページより)
著者の場合、それは中古車オークション会場の検査員時代に培った車の目利き、そして他者と関係性をつくること。そう割り切ってから、注文販売が増えてキャッシュフローが安定し、利益が大幅にアップしたのだといいます。(56ページより)
下記の記事から抜粋させていただきました。
好転させるファンのつくり方
周りに合わせ過ぎて自分を失くすよりも、嫌われても自分の本音で生きるのは大切ですね。
自分の得意なこと、好きなことに目を向けて。
それを活かした人間関係(ファン)を作ることが仕事でもプライベートでも自分を充実させることに繋がっていくのですね。
仕事もプライベートも充実すればするほどますます自分が好きになっていくでしょう。
読む前より読んだ後、少しでも自分を好きになれるブログ「好きなことだけで生きられる」でした。