ほぼ一日朝から荷物と格闘していました。
物を捨てるのがこれ程難しいと実感した一日でした。
手をつける前と比べたら確実に前進はしています。
あとはこれからさらに分別をして、なるべく押入れに荷物を入れて、必要最低限の物以外は外に出さないようにしたいです。
家に居られる時間は短いですが、居る時はなるべく快適に過ごしたいです。
好きな映画を見たり、音楽を聴いたり、本を読んだりと。
したいことは決まっています。
人の物は迷いなく捨てられるのに自分の物はなかなかすんなり行きません。
それでも理想の空間を手に入れるためには決断が必要です。
本当に必要な物以外を手放す決断が。
ちなみに物は全部趣味の物です。
本、CD、DVD、写真、ビデオテープ、カメラ、ビデオカメラ、ビデオデッキなどです。
大まかな分別は昨日でだいたい終わったので、これからさらに分けて行きます。
物よりも大切なこれから過ごす快適な空間と時間を手に入れることを想いながら最後の峠を越えたいです。
出来ればあいまいにしたい自分自身の習慣と向き合うのは楽ではありません。
でもきっとこれを越えたら少しだけ自分が好きになれそうです。
もう後戻りは出来ません。
不思議な物で、片づけないとと思っているだけで手がつけられない時には、片づけの本当の大変さがわかりませんでした。
片づけを始めてみて、初めてその大変さを知りました。
こういう思いをしないと、欲しければ欲しいだけ物を買い続けてしまうのでしょう。
この経験は今後よけいな物を買わないために増やさないためには必要だったのです。
「欲しがりません。勝つまでは」
欲しくてもなかなか物が手に入らなかった時のスローガンです。
「欲しがりません。片づくまでは」
今の心境のスローガンです。
片づけは正に本当に大切な物に気づくことだと実感しております。
大切な事に気づくことでもあります。
大切な物を大切に出来なかったことを反省することでもあります。
そして、大切な自分の人生を大切にすることに繋がっていました。
たかが、片づけ。
されど、片づけ。
片づけから学ぶことは少なくありません。
昨日は、それでも夕方図書館にカードを作りに行きました。
家族で、近くの回転寿司に晩ごはんを食べにも行けました。
ああ、充実。
片づけはある意味充実した時を過ごすための投資かもしれません。