映画「フレンチデスパッチ」を観ました。
ウェス・アンダーソン監督の10作目です。
誰にでも勧められる作品ではありません。
ハマる人にはすごくハマる作品です。
ウェス・アンダーソン監督の世界観がぎっしりと詰まっています。
あらすじ
雑誌「フレンチ・ディスパッチ」は、米国出身の名物編集長が集めた記者たちの手による記事で、世界的に人気を博していた。ところが、その編集長が急死してしまい、雑誌は廃刊に。編集者たちは、個性的で魅力的な記事を最終号に残すため奮闘する。
ネットより抜粋
何よりも作っている監督や役者、スタッフの皆が楽しそうです。
何度も繰り返し見たくなります。
監督やキャストが映画について語っています。
映画館で観る楽しさを味わえました。
アンソロジー、ニューヨーカー、フランス映画。
ウェス・アンダーソンが語るこの映画を作る上での3本柱。
3つの短編と一つの街のレポートでニューヨーカーのような映画です。
その忘れられない映像世界が持つパワーは、好きなことをとことん追求することが幸せに繋がることを教えてくれます。
ウェス・アンダーソン監督の頭の中を具体化したような映画です。
ウェス・アンダーソン映画に他の映画に求めるものを求めるのは間違い。
全体と同じように細部に気をつかう監督です。
細かなこだわりが詰まっています。
DVDやブルーレイで何度も見ながら新たな発見を探すのも楽しみ方の一つです。
予告編
スルメみたいな噛めば噛む程味が出る映画です。
観てみないとこればっかりはわかりません。
観るとこの監督の考えていることがいかに普通と違うかがわかります。
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