
良いマンガです。
幼い子供を亡くした女性が親友の5歳の男の子を預り一緒に暮らすうちに失った生きる力を取り戻して行く物語は、やさぐれた生活がやけにリアルで、それでもあまりに自然で無垢な子供のパワーに少しずつ影響を受けていきます。
いつどんな人との出会いが自分を変えてくれるかは誰にもわかりません。
ただどんな人にでもその出会いは訪れていることをさりげなく感じさせてもくれました。
二人は子供を交えながら今まで以上に互いを助け励まし支え合いながら生きて行くのでしょう。
大人も子供に助けられることもあるのです。
子供は自覚していないかもしれませんが。
またそれだからいいのかもしれません。
無自覚ゆえに恩にきせられることもありませんから。