
昔からいったん悩みはじめると、何も手につかなくなります。
そんな時は、いつも師匠のコトバを思い出します。
師匠とは、同じ仕事場で出会いました。
はっきり確認はしたことはありませんでしたが、年は私よりも20歳ぐらいは師匠の方が上だったのではないかと思います。
仕事で一緒になると昼の時間や休憩時間、仕事が終わってからも、よく話を聞いていました。
次の日仕事があるにもかかわらず、なかなか終わらない師匠の話を途中で切り上げることができませんでした。
師匠は、いつも悩んでいる私によくこう言ってくれたものです。
最初からそんなに無理をすることはないんだ。
できるところから少しずつ始めればいい。
その日、無理して頑張っても、次の日、続かなかったら意味がないじゃないかと。
無理して頑張らないとダメだと思い込んでいた
私にとっては、そのコトバに救われた気がします。
もちろん、師匠には名前がありますが、私はあえて名前で呼ばずこう呼んでいます。
一歩ずつ踏み出すことの大切さを教えてくれたので、敬意をこめて、イッポマンと。