「ストーリー・オブ・マイライフ」に思うこと | 好きなことだけで生きられる

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映画「ストーリー・オブ・マイライフ」を見ました。

2019年の作品です。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(ストーリーオブマイライフ わたしのわかくさものがたり、Little Women)は2019年に公開されたアメリカ合衆国ドラマ映画である。監督はグレタ・ガーウィグ、主演はシアーシャ・ローナンが務めた。本作はルイーザ・メイ・オルコット1868年に発表した小説『若草物語』を原作としている。

概略

1860年代のマサチューセッツ州に暮らすマーチ姉妹の暮らしぶりを描き出していく。先行作品との差異化を図るため、本作は姉妹が実家を離れた後に焦点を当てており、次女であるジョーが、過去を振り返る形で進み、時系列が入り乱れる構成となっている

原作との相違編集

本作には、ジョーが理不尽な要求を突き付けてきた編集者に反論するシーンがあるが、このシーンは原作小説には存在しない。これはガーウィグ監督がルイーザ・メイ・オルコットの進取の精神を表現するために付け加えたシーンである。このシーンについて監督は「オルコットはジョーが作家になる夢を諦めて、夫や子供たちを支えることに専念するという結末を描きたくなかったはずです。しかし、オルコットは商業的な成功を望んでいたため、世間受けする結末を書かなければならなかった。もし、この映画でオルコットが本当に描きたかった結末を描き出せたなら、私たちは何かを成し遂げたと言えるのではないでしょうか。」という趣旨のことを述べている。

「Wikipedia」より




150年前に発表された「若草物語」を現代の人が見ても共感できる物語に作り変えられています。


4人の姉妹たちの物語であり、とりわけ作家を目指す次女のジョーが物語を引っ張って行きます。

現在と7年前の回想シーンを度々挟みながら、ジョーは、若草物語の作者であるオルコットの気持ちを代弁します。

本の出版に際して、当時の世間受け取ったを狙って読者が望むようにジョーが作家になる道をあきらめて夫や子供を支えることに専念する結末が本位ではないことを出版社の編集者に告げます。

必ずしも結婚がすべての女性の目的ではなく、現代のように、女性の生き方が多様性を帯びた社会にあって、自ら夢に向かって進むジョーの姿は、同じように自分自身の夢に向かって生きる人たちを勇気づけてくれると思います。

ガーウィグ監督自身が女性でありながら監督志望の自らの気持ちを、次女のジョーに語らせているかのようでした。

時にケンカをしながらも互いを想い合った4人の姉妹たち。母とお祖母さん、幼なじみの男友達。


自分たちがたくさんの愛情を育んだ少女の時を経て、それぞれに違った道を歩き出します。

主演シアーシャ・ローナンも、ガーウィグの監督作品2回目でしたが、時にのびのびとジョー役を演じていました。

女性監督ということもあるのでしょう。

衣装もこだわりがあり、見るものを豊かな気持ちにさせてもらえます。



映画を見終わってしばらくして、見た人の心の中で、4人の姉妹たちが一緒に生き始めていることに気づくことになるでしょう。

映画予告編