「2018年の森田芳光」に思うこと | 好きなことだけで生きられる

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キネマ旬報に連載されていた「2018年の森田芳光」を読みました。

2018年11月より、池袋の新文芸座にて、森田芳光監督全28作品の特集上映会が12月まで行われました。

各映画の上映が終わると森田芳光の妻である三沢和子さんとライムスター宇多丸の対談が行われました。


2018/11/3~12/16の土日は「森田芳光全作上映&全作品ライムスター宇多丸語り下ろし  2018年の森田芳光」を開催。公開から40年の『ライブイン茅ヶ崎』や『家族ゲーム』『それから』など森田芳光監督作品28作品を上映。全作品にライムスター宇多丸さんと森田芳光監督夫人、三沢和子さんのトークショー付き。

新文芸座のツイッターより

上映されたのは、「ライブイン茅ヶ崎」から「の・ようなもの」「家族ゲーム」「ときめきに死す」遺作となった「僕達急行 A列車で行こう」まで28作品です。

そのあとの森田夫人と宇多丸のトークもいままで知らなかった裏話が聞けるとなると期待に胸がふくらみました。

全作品見れたらもちろん嬉しいけど、チケットも1作品1500円だし、そんなに安いわけではありません。

とりあえず、「の・ようなもの」と「家族ゲーム」と「ときめきに死す」は参加したいな。

と思っていましたが、結局、予定が入ってしまい、行けたのは「の・ようなもの」だけでした。






それでも、上映後の森田夫人三沢和子さんとライムスター宇多丸のトークは楽しく聞くことができました。

残りの作品のトークも聞きたかったなと、2018年の心残りなこととしてずっと心に引っ掛かっていました。

なんと、2019年2月20日号のキネマ旬報にて、毎号1作品ずつ、28作品を27回に渡って作品後の三沢和子さんとライムスター宇多丸をトーク
を掲載してくれることになったのです。

実際に映画を見て、その後で、その映画についての二人のトークを生で聞ければ一番良いのですが、1作品を除いてもう参加できなかった者にとっては願ってもない幸運に感謝感激雨アラレ状態になりました。

で、毎号貴重な裏話満載のトークを楽しみにしてました。

実際に読ませてもらいました。

全28作品まで、あと1作品を残すのみとなりました。

すでに、キネマ旬報では、「2018年の森田芳光」全28作品の二人のトーク は、終了しております。

2020年の6月上旬号で、最後の「僕達急行 A列車でいこう」のトークを掲載して無事に終了しました。

コロナの関係で、本屋にも行けず、土日は閉まっていました。

「海猫」までは、読んでいましたが、その後どう作品の分には、目を通せませんでした。

で、こないだ、図書館に読んでいないであろう号の予約をしました。

図書館から連絡がきて、取りに行きました。

赤坂図書館まで行きました。




その時に受け取った分に、「私出すわ」と「僕達急行 A列車でいこう」と「武士の家計簿」のトークが載っていました。

で、高井戸図書館からも連絡があり、予約したキネマ旬報を受け取りに行きました。

その号に、「椿三十郎」のトークが載っています。

これを読めば一応全28作品分の27回のトークを読み終わる予定です。

今回の作品ごとの二人のトークは、やがてまとめられて本になるでしょう。

森田芳光監督の全28作品をより深く理解するための新たなバイブルの誕生です。

まだ、未見の作品もいくつもあり、今後偏見を
取り払って作品を見ることが出来そうでひそかに楽しみにしています。

「椿三十郎」とか「海猫」とか「僕達急行 A列車でいこう」とかの作品です。

2011年に61歳で亡くなりこうして残した28本の作品の上映会が7年後に開かれ、その作品に触れ改めて森田芳光の先見性を再確認させてもらえました。