不思議な力を持つ『接続詞』
セミナーに参加していて、ユーチューバーのQ さんが話していた。『人生を変えるのは、接続詞なんです。』と。例えば、小さい頃両親が「うちはお金が無いのよ」と言っていた。だから私もお金が無い。このように『だから』を使うと、長年信じ続け、壊しがたいビリーフとなってしまう。しかし、小さい頃両親が「うちはお金が無いのよ」と言っていた。だけど私はお金がある。ここで『だけど』にすると、その後の人生のビリーフが反対の意味を持つものとなる。とても興味深い話だ。このように接続詞を変えたら、信念が違ってくるのだから。最初のケースでは、この人は大人になってからもお金に困る人生を送るのではないだろうか。一方、後者のケースでは、大人になってからいくらの収入があるかにかかわらず、お金に困るという人生を送っていないと思われる。恐るべし、接続詞!でも、力強い 接続詞!小さい頃両親から「うちはお金が無いのよ」と言われたからと言って、両親が、教育の一環として言った言葉であったとしても、じゃあ、自分はどう考えるのかは自由なのである。当時、子どもであった本人にどのように考えるか選べ、といっても無理な話ではあるが、今ならできる。何か大切なことを言われたとしても、そのことをどうとらえるか、そして自分はどう考えるのかは自分で選べる。大人になった今からでも遅くない。どんな考えのもとに生きていくのか、自分で考え構築し、新たに信じて生きてゆこう!マイナスになることは、すぐに思いつくものだ。どのように考えるといいのか‥思い悩んだ時は〝接続詞″を変えて考えてみることをお勧めする。