「月下には月下のやり方があるでしょ」
「必ずいい営業になる。俺が保証する。」
(「正直不動産」第9話より)
「だって、俺ウソがつけない人間だからさ。」
入社以来初めて褒められた
福原遥演じる月下咲良が
泣きだしちゃった
ハンカチで涙を拭ってあげる
やまぴーこと永瀬財地。
(この直後にマジトーンで嫌がる月下ちゃんも面白いのですが割愛します)
そして
この場面に出くわしてしまった
松田と、
泉里香演じる榎本美波。
瞬く間に憤怒の表情に変わった
美波さんが発した秋田弁の台詞。
聞き取れましたか
どうやら、
こう言ってるようです。
「うじゃらしくね~男」
「ぜってぇ~許せね」
泣いてる後輩をなだめているだけにしか
見えないのに、ここまで激怒するか
その是非は、
置いといて
でも、美波さんが
激情型の性格であることは、
過去のエピソードに断片があるので、
そこは気にしないでおきましょう
問題は、
「うじゃらしくね~」の意味。
検索をかけてみたら、
それに似た言葉を見つけました。
(北羽新報社HPより)
北羽新報という秋田県の能代市周辺を
カバーする新聞社の
2016年ごろのコラムです。
舛添さんが都知事だった頃の
スキャンダルについてどう思うか
地元の女性が、
「うしゃらしぐね」と言ったと紹介して、
そこから、
「うしゃらしぐねぇ」の意味について、
秋田弁辞典を参照して紹介してます。
詳細は割愛しますが、
どうやら、
「嫌だ」とか、
「気持ちが悪い」「良くない」
という意味だそうです。
その点から、
この場面での美波さんを
推察すると…
結婚を前提に付き合いたいと、
真面目に気持ちを伝えたのに、
他の女に愛想振りまく永瀬財地は、
やっぱり…
顔だけは良いが、
中身は信用できない最悪な男だ
という気持ちが込められてると考えられます
そして、
結婚したいという
美波さんの純粋な気持ちが
踏みにじられてしまったので、
「ぜってぇ~。許せね」
という発言に至ったと考えられます
そもそも、なぜ美波さんは
婚活していたのか
第7話までの振り返りも
よろしければご覧ください。
↓
追記
先程、最終話が放送されました。
その「正直ダイジェスト」
コチラにも載ってますが、
美波さんが永瀬財地をぶっ飛ばした
際に発した
「このスケベじっこ」
「じっこ」をぐぐってみると、
青森の下北弁で「爺」と出てきます。
↓
下北半島なので、
地理的には隣接してませんが、
北東北と考えると、
おそらく同じ意味で使われてると
推察します。
ということは、
美波さんは永瀬財地に対して、
「このスケベじじい」
そうおっしゃてると考えられます。
いいドラマでした