あの「一連の重大反則」に動きがありました。

 

まず、

今日の昼の段階で、

このツイートがUpされました。

何のことかは↓

学生で潰しあい。問題は監督が容認するような発言をしたこと。

 

 

6月に中国ハルピン市で開催される

FISU アメリカンフットボール世界選手権

(以下、世界大学選手権と表記)

 

昨日、日程が発表されました。

日本代表チームHP

 

第3回 FISU アメリカンフットボール世界選手権日程が発表になりました。

 

 

その日本代表の

5月5日付のメンバー表です。

選出されていました。(((( ;°Д°))))

 

「あの選手」が…

 

 

怒りよりも、

心配になりました。

 

「あの試合」が翌日6日でしたので、

あの反則行為の時点で、

カレッジ日本代表に選出されていたことは、

当該選手はもとより、

指揮監督する人たちは知っていたハズです。

 

あんなプレーをして、

日本代表としてどうするつもりだったのでしょうかはてなマーク

 

 

そしたら…今日。

 

トトさん @n23597518  からの情報で、

当該選手の名前が消えた。とのことでした。

 

確認してみました。

5月9日付のメンバー表↓

他の選手に変更されてます。

 

さらに、

本村恭平( @boekendorp )さんから、

日本代表のTwitterアカウント( @JAFA1934 )で、

発表があったと教えていただきました。

 

そのツイートが冒頭にUpしたツイートです。

 

世界大学選手権というのは、

前回のメキシコ大会が2016年ですから、

2年に1度です。

 

その代表に選出された方は、

その後の競技活動でも活動履歴に

記載されます。

 

当然、全国から選りすぐりの選手が

選出されるわけです。

 

 

当該選手は、それだけの実力がある選手だったのでしょはてなマーク

 

辞退って…

 

結局残るのは、

数々の疑問と、後味の悪さ。

 

と思っていたら…

 

 

つい先程、主催の

関東学生アメリカンフットボール連盟から処分が発表されました!!

 

 

 
処分の概要としては、
 
 
・選手個人に対して
最初の反則を検証したところ…
 
審判クルーが下した「アンネセサリーラフネス(不必要な乱暴行為)」を超えるものであったことが分かり、公式規則第6章の「(無防備なプレーヤーへの)ひどいパーソナルファウル」に該当すると判断
 
なので、追加処分が決まるまでは対外試合を禁止する。
 
 
 
・日本大学フェニックスの指導者に対して
スポーツマンシップに則り、公式規則を遵守し、重要な規律をプレーヤーに継続して教えねばならないとして、厳重注意とする。
 
厳重注意処分となりました。
 
 
 
・今後の対応について
一連の反則行為につき、調査・報告を行う為に規律委員会を理事会内に設置
 
詳細な調査を行ったうえで、最終処分を決定するそうです。
 
 
理事長名で処分を発表している点から、当該一件を重大視していると認識します。
 
 
また、
賛否はあるでしょうが、
 
事態発生から4日で、当事者への初期的な処分を下したこと、規律委員会の設置など今後の方向性を示した点は評価したいと思います。
 
 
ただ…
 
あの一連の反則行為によって、
招かれた側に、
怪我人が発生していること。
 
また、
怪我をさせた側の指導者が、これを容認する発言をしたという前代未聞の異常な態度を示したこと。
 
 
これらを考慮すれば、
 
まず、
翌日か、SNS上がざわつき出した8日には、
 
被害を受けた選手、ならびに、
相手の関学大に対して、お詫びとお見舞い、状況の把握に努める旨の第一報は発していただきたかったです。
 
 
水面下で事態の把握に努められたのでしょうが、
その苦労も対外的には、
「遅い対応」と見られてしまいます。
 
 
これまで書いたように、
「動機の解明」と、「組織的な問題点の把握」、「再発防止」が求められます。
 
規律委員会の動向に、注視すべきでしょう。
 
 
私の意見としては、
指導者、ならびに、チーム自体への処分がなされるかは気になります。
 
これまで書いたように、
この件は、個人の問題に帰結するには、
余りにも疑問点が多いです。
 
組織的な問題点があれば、
これを組織の自浄能力に押し付ける事なく、
協会全体の問題として解決にあたって頂きたいと思います。
 
 
とにかく、
被害を受けた選手は、怪我をしました。
今後、プレーに影響が出る可能性もあります。
(これまで書きませんでしたが、監督のコメント「勝つために」に注目すれば、相手QBの怪我やイップスによる能力低下を狙ったというおぞましい事すら想像できてしまいます。)
 
 
被害を与えた選手も、
今後の選手活動に重大な影響が生じます。
 
これを、単に選手の自業自得で処理してしまって良いのか?
 
 
詳細な検証と、
その「発表」が主催者の関東学生連盟には求められます。
 
また、
日本アメリカンフットボール協会も、
今後のアメリカンフットボールの普及・発展に対する重大な問題と認識頂き、連携した対応をしていただきたいと思います。
 
取り急ぎ書きましたので、
誤字や、お見苦しい点はご容赦ください。