519号室 | 映画感想 【DVD CS放送 】ネタバレ

映画感想 【DVD CS放送 】ネタバレ

DVD、CS放送映画の感想やらネタバレやらを書いていきたいと思います。ホラー、サスペンス、ファンタジーものが好きです。

これぞホラーだ((( ;゚Д゚)))

そんな感じの映画 519号室 です。

ホラーと言っても最近観たのは殺人鬼とかそういう感じのばかりだったのでオカルト系は久しぶりでした。

仮出所して行き場の無い男性が母親の住んでたアパートに越して来る。
男性が服役中に母親は亡くなっており死の数週間前まで部屋から出てこなかったなど少し異質な住人だった模様。

異質なのは母親だけでなくアパートの住人ほとんどがお世辞にも普通とは言えない雰囲気。
特に男性が越してきた 519号室の隣 517号室ではドアの前に子供がひとり遊んでいたり部屋の中から母親の叫び声も聞こえる始末。

入居早々隣の部屋からの音だったりお向かいのアパートからは此方を覗く人影が見えたりで初日から不穏な空気がびしびし感じる。

ちなみにスタートから10分足らず。結構サクサクいきますε=(ノ゚Д゚)ノ 

慣れた頃かつての恋人?の女性の元に。
男性は過失致死の罪で服役したがその原因は恋人が見ず知らずの男に乱暴されそうになった所を男性が助けて結果的に殺害してしまったということ。

なんか正当防衛みたいな感じだけど情状酌量とか執行猶予とかなかったのかね(´・ω・`)?
過剰防衛だと判決されたからとか、弁護士雇わなかったとか(-ω- ?)まぁこの辺は深く考える必要ないですねσ(´・д・`)

話を戻して
部屋の中の異常な事は続き部屋にあるピアノの弦の中って言うんでしょうか?その中に紙に包まれた爪が入っていたり
母親の寝室にあるクローゼットの中には母親がそこにこもっていた形跡が
食べ終わった缶詰めや内側からしか開閉出来ない鍵が付けてあったりと((( ;゚Д゚)))
その中にテープレコーダーも残っており生前の母親の声が録音されていたものの何かにひどく怯えた助けを求める声だった。

ある時男性が部屋に戻ると玄関に見知らぬ男がべったりと張りついている。コワイ

曰く
声が聞こえるんだけどその声ってあんたの部屋の女の人の声かい?ヾ(゜0゜*)ノ?」

「なにそれ怖い( ゜o゜)」

的な会話をする(ほんとはもっとシリアス)

隣の部屋の揉め事がひどくなりとうとう男性に助けに求めてくる。
男性は何度か隣の部屋は気にしてはいたけど隣の主人が「関わるんじゃねぇ(#`皿´)」と威圧的な態度だったのでそれ以降は余り関わらないようにしていた感じ。

ある時隣の子供が部屋に訪れ明らかに虐待を受けている様子に痺れを切らし警察に電話。

やって来た警察と共に隣の部屋517号室に足を踏み入れるとなんと

そこは空室だった( ゚д゚)ポカーン

何年も空室のその部屋は人の存在はおろか家具やら何やらまでも無い状態。

警察はイタズラ電話だと扱い帰っていき、管理人に話をするも隣は何年も空室だとお決まりの展開。
517号室で騒ぎ立てるのはこの男性と512号室の男性をのみだと管理人は語る。
この512号室の男性が前にドアに張りついていた人。

自分が信じられなくなるもののその隣人を見たのは男性だけでなく、男性の部屋に訪れた恋人も見ていた。

1回目は初めて部屋に訪れた際に部屋の前にいた子供に話しかけ。
2回目は男性の部屋のドアに助けを求めすがり付く母親の姿。

しかし男性はこの事を知らないし恋人も隣人が生きている人だと思っているため余計に追い詰めらてしまう。
映画観てる側にも男性にも隣人が生きてる人じゃないと理解したからか隣人が至る所に出てくる。

恋人の元に出てきたり男性の元に出てきたり
あげくの果てに512号室の男性の元に出てきてこの男性が死亡したり
出所後 雇われた車の修理工場のボスがアパートを訪れた際に隣人と出合い死亡したりとやりたい放題。

なんでボスがアパートを訪れたのかというと夜の内に修理していた車が無くなっていて、それを前科者の男性の仕業だと決めつけ解雇を言い渡したが
それが勘違いだと解り男性に謝罪ともう一度働いてほしいとお願いしに来たから。

こう書くとこのボスがスゲー嫌な奴に感じますが男性が働いてる間、男性を気にかける描写があったり自分の勘違いだと解ると直ぐに謝罪しに行ったりなど
悪い人という印象が薄く、とばっちりで死亡したのが可哀想に思えます(;・ω・)

男性はこの異常な事態をなんとかしようと思い初日から覗いているお向かいさんの元に話を聞くことに。

隣人は 生前主人の暴力に耐えきれず、子供と共に家を出ようとするが運悪く主人と鉢合わせになり逆上した主人の手により母親と子供が犠牲にその後主人は拳銃自殺。
殺される直前母親は多数の部屋に助けを求めたが誰も彼もが助けを無視した結果の悲劇だった。

助けを無視した中には男性の母親も含まれていた。

つまり隣人は死んだ後も生前の悲劇を繰り返しているのだった。
同じアパートなのに隣人の姿が見えないのは単純にその悲劇を知らない人だったり、知っていても無関心を貫いた人達なのだろう。

母親や512号室の住人は助ける事が出来ないことを気に病んで漬け込まれた結果なのかな(´・ω・`)?

母親の住んでた部屋に隣人の思念が移りこんだからその部屋に住んだ男性と男性に関わった人達には見えたのだと思います。

男性がお向かいさんに居る同じ頃、恐怖体験した恋人は男性の部屋に訪れる。
部屋に居ないと分かると隣人に彼がいるかどうかを確かめるために部屋の中に。
この時まだ恋人は隣人が生きていると思っている。

しかし家具も何もない部屋に疑問を抱き一度部屋に出るが見えない何か(部屋の主人)に捕らわれ
かつて隣人の母親が味わった苦痛を味わうことに。
母親の思念が乗り移った?

部屋に戻った男性の手により救出され男性の部屋から救急車を呼ぶが部屋の前から隣人の揉め合う声が

正にその時こそ 隣人の悲劇の場面であった。

助けを求める隣人には誰も気づかず再び悲劇が繰り返されそうなその時

男性が助けに入る。妻に手を上げる主人にやめろと声を荒げる男性。

それに対して動きの止まった主人のスキをつき、妻が今までの憎しみや悔しさをぶつける様に主人を殴り続ける。
主人が動かなくなるとようやく妻は男性の方に目を向ける。
言葉を交わすことはなかったもののその瞳には様々な感情が宿っているようにも見える。
永すぎる悲劇が終わった事への安堵か
生前にこの結果にならなかった事への悲しさか

真意は解らないまま隣人は消えていった。


観終わって感じたのはなんとなくデジャヴ感じるなぁでした。
洋画ですが日本のホラーを意識してるのかDVDパッケージに井戸から出てくる日本が誇るホラー代表の姿がありましたヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
が映画に出てくる事はありませんでした。
作中のホラーも意識してるのかじわじわ忍び寄る雰囲気でした(´゚ω゚`)

ジャパニーズホラーをハリウッドリメイクした感じ(*・∀・*)ノ

最初に書いた通りサクサク進んでいって脅かしに来ても次の場面にパッと切り替わるのでそこまで恐怖が長引くことはなかったです(*´・ω・`)b
ジャパニーズホラーよりは観やすいかな(*´∀`)

最後も悲劇が終わった感じなので一応めでたしめでたし(´・ω・`)?

ホラー具合は中級者向けだと個人的に思います
(*´∀`)ノ

後どうでもいいけど覗き穴って怖いですよね(´Д`)


以上
ネタバレ感想でした(*・∀・*)ノ
お付き合いくださりありがとうございましたヽ(´▽`)/
なんか今日 顔文字 多いですね。サーセン