キリング・ショット | 映画感想 【DVD CS放送 】ネタバレ

映画感想 【DVD CS放送 】ネタバレ

DVD、CS放送映画の感想やらネタバレやらを書いていきたいと思います。ホラー、サスペンス、ファンタジーものが好きです。


本日の映画はキリング・ショットです。
タランティーノ監督を彷彿させるクライムサスペンスです。
クライムサスペンスと聞くと堅いイメージを持ってしまいますが、この映画は所々に陽気でアップテンポなBGMが流れるのでクライムサスペンスにありがちなシリアスな場面に流れる静寂さがない分テンポが速く軽い印象で観る事が出来ました。

始めの方から途中まで場面展開が多く少し疲れてしまいましたが(^o^;)

ブルース・ウィリス演じる男が誰かに語りかけてるシーンから始まる。

場面が変わり店の中でガールズトークに花を咲かせる3人組が、それを興味深そうに見る1人の男。

女3人組はヤクの売人であり取引相手を待っている様子。しかし相手が現れず、事情を知ってそうな女店主を吐かせようといきなり銃を出し店主をはじめ店の客達に威嚇をする。
店主に銃を向けるがカウンターの下からシヨットガンを取り出した店主によって3人の内1人が殺されてしまう。

カウンターの下にあんなデカイ銃ふつう置いてるか?と思ったり、外国は当たり前なのかなσ(^_^;)?

そこで場面が変わり、店に来る前の3人組が経緯が映される。
この3人組の内2人はしまいであり1人は友達という間柄、自分達を雇っているボスからシマを荒らしている奴がいるそれを探ってくれというもの。
けれどこの3人は以前にボスからの仕事を失敗しているらしくそのことで妹はあまり乗り気ではない様子。
友達の方はチャンスをくれたのだと言い、妹と言い争いをする。

女だけのグループってほんの些細な事でもすごい勢いで言い争いますよね(((^^;) 外人は感情が大きいから余計に(*_*;

公衆電話を取り目的の場所へ向かう。

また場面が変わり路肩に車が停まっている。それに気づいたパトカーが様子を見に車に乗っている男に近付く、エンジンの調子がおかしいと言う男は自分の名前を茶化し笑いを誘う。警察にエンジンを見てもらってる後ろからサイレンサーを取り付けた銃で警察を撃つ

ここら辺から少し記憶がごちゃごちゃしてます。
この後からだったか?

3人組が店を襲うシーンに戻り、妹を殺した店主を姉が撃ち殺す。けれど3人組を興味深そうに見ていた男に姉も殺されてしまう。

始めのシーンに戻りここから進むと思いましたがまた場面が変わります。

車で目的地に向かう途中後ろからパトカーが揉めているようだから気になったと警察が近づいてくるその人物は先ほど警察をを殺した男だった。

警官の制服を着ているけど脱がせるの大変だったんだろうなと思いましたφ(゜゜)ノ゜

警察に言ったように3人組に対しても自分の名前を茶化し笑いを誘う。(名前が違うためどちらも偽名)
どこに向かうかと聞き、親戚の見舞いに行くと言うと見舞う相手の名前を3人同時に言えと言う男、陽気な雰囲気ながら怪しい男に戸惑うがボスの名前を同時に言ったため見逃してもらえた。

場面が変わり、3人が店を襲い客の男に姉が殺されたシーンから、ここからようやく始めのシーンから進行する。

姉を撃った客を友達が殺した時奥から銃を持つ男が現れる。
3人組は前の仕事の失敗からボスに見限られており自分がその始末を頼まれたと男が語る。

そこに先ほどの警察に扮した男が店にくる。
この男は2年前配達員としてこの女性に逢っていると言いボスとこの女性を引き合わせた張本人。
女はスリが得意でボスが経営している店で働いてた所をその度胸や肝の座りかたなどに目をつけたため売人の仕事をやらせたという。
ここで冒頭のブルース・ウィリス演じる男がボスであることが解る。

配達員はこの女性に思いを寄せておりずっと見守っていたと語り始める。ただ前の仕事だけは見守れなかったと。
しかし女性は配達員の事を覚えておらず、戸惑いを隠せない。
銃を持っている男、売人の女性、配達員、3人が同じボスの下に雇われていることを理解する。
配達員は女性にプロポーズをし自分はボスから足を洗う、共に行こうと誘う。だから男を撃つようにと女性に詰め寄る。しかし男はそれは嘘、金だけ持ち逃げする気だから騙されるなと。
何が嘘で何が本当か理解できない極限の状況で女性は配達員に銃を向ける。店の外から銃の発砲音のみが聞こえる状態。

少ししてその店にボスが現れる。店に足を踏み入れ目に入ったのは倒れている男と女性、そして席に座りタバコを吸っている配達員の姿。
どういう事かと配達員に訪ねる。
そしてボスは配達員に1つの寓話を語る

カウボーイと先住民の戦争、カウボーイが先住民の首長に捕まり死を覚悟するが彼は殺されず先住民と共に暮らしていく。
暮らしていく内に彼はカウボーイである事を忘れ首長と親友になる。首長から金を貰うと男の態度が変わり首長の悪口を言い始め、自分の方が長に向いてるとも語り始めた。
カウボーイは敬意を忘れたため全てを失ってしまったと。

配達員とボスは7年間共に仕事をしていた。まるで首長とカウボーイの関係のように。

「ランニングベア」はカウボーイを解放するべきだったと語る配達員。
けれどボスはカウボーイは仕返しをしてくるからするはずがないと首長の考えを返す。
ボスの手で配達員が殺される。

このときボスが店の機械で音楽を流しますが、その音楽がランニングベア?

音楽をBGMに店を出ようとするが死んだと思っていた女性が起き上がりボスを撃つ。

その後女性は外にいる車を奪いそのまま走り去る。

エンドロールが流れその途中別の警察が店の中に入っていく所で終わる。


売人と取引相手とのスリルなやり取りが中心かなぁと観る前は思いましたが、作中でこの女性が薬に関わることはありませんでした。

始めの方は進行する時間軸と過去の時間軸など移り変わりが多いです。
けれど後半部分から舞台はほとんど店の中であり同じボスに雇われているもの同士がお互いの疑念に侵されていく感じでした。

配達員の男ですが、彼が非常に個性が強く店の中で3人が銃を構えてるなか女性に花を差し出しプロポーズするシーンは異常性を感じました。(実際イカれてるといわれた)

余談ですが女性3人組が車を走らせている時カセットでブルース・ウィリスの歌を流すシーンがあるのですがそこで女性達から散々な評価を喰らってるのは面白かったです(*´・ω・`)b
同じく女性2人が言い争いしているときそれを宥めるため?1人がブラックジョークを語るのですが
尼僧の懺悔の話で罪をおかした場所を聖水で洗うというもの。
これはブラックジョークと検索すると必ずといっていいほど出てくるお話、やっぱり有名なんだなと変なところで感心してしまいました(^-^ゞ

いつも通り支離滅裂になってしまいました。
おつきあいくださった方ありがとうございます。