前回、「6月のABC分析シートを一番多い問題行動、時間帯、曜日、対応の反省をまとめて来てください」
「夫と一緒に宿題をやって、まとめてきました」
「おお!早いですね」
Aちゃん(年中)の困りごとは
困りごとは
暴言、つば吐き、他害、癇癪などの問題行動です
教える時にはDTT。ルカノアではこのシートを使います
問題行動にはABC分析。これがルカノアのシートです
問題行動が起きる前に何かをしたら(右端、反省点)、防ぐことができたのではないかを親御さんが考えます
実際に書き出すことで、「こうしたら、起きなかったかもしれない」。同じ場面が起きた時にやってみます
先行介入(A)をすることで、問題行動を減らします。問題行動(B)が起きてしまったら、しっかり対応(C)して同じことが起こさないにします
データを読み解くことで、一番多い問題行動、一番起きる時間帯、一番起きる日、一番起きるのは父の時?母の時?などわかってきます
ちなみに、上のデータはお父さんが入力して分析しました
親御さんが考えた、問題行動に対して気を付けることです。対応は家族ごとに違ってきます。実際の家族ができることじゃないと意味がありません。
現在の問題行動を把握して、理想の行動に近づくためにはどんな対応がいいのか、親御さんに考えて貰います
片付けは対応の効果が出て順位が下がりました
ルカノアのABAは、私を目指して貰うことです。(大袈裟ですが、素人の親がやり切ったABAならみんなできるでしょ)※普通を目指すという事ではありません
親御さんがABA的な関わりをできるように教えるのが「ルカノアの家庭でおこなうABA」です
問題行動を改善するには、これくらいできないと改善しません
大変そう?
大変ですよ
ルカノアは親御さんにとても大変なことを求めます
だって問題行動って、大変じゃないですか
簡単に改善するならABAなんかやらなくてもいいですよね
大変だからこそ、ルカノアは親御さんができる対応を考えます
同じ問題行動でも、家族によっては提示した対応ができない場合があります。出来ないことを伝えても意味がないので、できることから提示していきます
やり切ったからこそ伝えられます。
私がやり切れたのは、やり切った先輩が教えてくれたからです。
今度は私が伝えます
ABAセラピーで行き詰まっているなら、ABAで最適な結果を出した親として相談に乗ります。
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