○Picku up○
●国際薬膳師 増子友紀子ってどんな人?プロフィール・経歴や思いを綴っています。
●全ての内臓をいたわる〇〇で、変わり目を美味しく乗り越えましょう♫
天気の良い日にあるいていると、とっても良い香りが鼻をくすぐります。
我が子と一緒に探って見れば、、、
金木犀!!
そう、小さくてかわいいキンモクセイの花が咲いておりました!
香りは思い出も一緒に運んでくれますよね。
あぁ、、懐かしいなんて気持ちにさせられます。
もう一年もたつのか、、、と、隣を元気に駆け抜けていく我が子 結梧を見ては時のながれと、ものすごい速さでかけぬける成長を見守る喜びを感じています。
こんにちは
子育て奮闘中の国際薬膳師
増子友紀子です。
こんな素敵な香りのする花。
キンモクセイってわりと馴染み深い花ですよね。
ジャスミン茶同様、お茶にもなるんだよな、、、と思い、早速キンモクセイについて調べてみました!!
中医学的に見ると。。
中医学では桂花と呼ばれている金木犀は、
辛甘/温・無毒
心 肝 脾 胃
化痰養心 温中理気 活血化痰、散寒潤膚
化痰、散瘀の効能があり、咳喘、痰が多い、月経不順、生理痛、胃痛、血痢、歯痛、口臭
辛温で、「行気」の作用があり、気を巡らして、七情(情緒やストレスなど)からくる「気の鬱滞」を取り除くことができます。
疏肝理気、活血化瘀で、不眠症、イライラや不安を減らす、目の疲れ、まだは、女性の月経、美白、ダイエットに最も効果があります。
お腹を温め、寒さを散らしたり、気の巡りを良くすることでストレス過多症状を改善する力があるとされています。辛味は肺の働きを整え、血流を良くし、ストレスや邪気を発散する力があるとされ、温性も体を温め気・血をめぐらせるとされていますので、やはり、この時期にぴったりですね。
アロマオイルもそうですが、香りを嗅ぐと、力がふっとぬけたり、頭がスッキリしたり、気持ちが明るくなったりします。
なんだか身体のもやもやっとしたものがなくなったり、軽くなったり。
身体のなかの巡りがよくなっているのです!
中医学では、理気という効能でかかれます。
つまり、食することでの効能のほうがもちろん高いとは思いますが、香りを嗅ぐだけでも良き効能は得られるのですね。
小さな、オレンジの花びらを白ワインにつけて3年ほど熟成させたお酒、『桂花陳酒(けいかちんしゅ)』は日本でも有名ですね。
ちなみに「陳」というのは「古い」「経年経過した」という意味で、みかんの皮の「陳皮」というのも同じです。みかんの皮は古ければ古いほど良いとされていますが、ワインなんかは長く熟成させたりしますが、こういうお酒ってどうなのでしょう?
花茶としていただく場合は、10gぐらいに熱湯を注いで少しまって金木犀の甘い香りが立ち込めたら、香りを楽しみながら飲むそうです。
私はジャスミンの香りがとても好きでのんでいたので、この金木犀のお茶も美味しそう♫
紅茶や、緑茶のブレンドもよさそうです。。
あれこれとありますが。
まずは、散歩や、通勤などのとき、金木犀のそばを通ったら立ち止まって深呼吸してみてくださいね。
皆様にとって、今しかない旬の香りで日々の疲れをリフレッシュしてみるとっても良き時間となりますように。
私も明日はむせるほど香りを吸い込んできます!!!!
数あるブログの中からおこしくださり、最後までお読み頂きありがとうございます
寒暖差のはげしい日々、どうぞ美味しくケアしてこの季節の変わり目を元気に乗り切りましょう!
増子友紀子