今だからこそ必要な場所 | 虎パパになって19年目!ひとつひとつが宝物

虎パパになって19年目!ひとつひとつが宝物

30才でパパになって19年目
阪神タイガースとBarで過ごす時間が大好物な右耳難聴者。長男は少年野球、中学軟式野球、高校球児を完走して大学ライフへ。かけがえのない子どもと過ごしてきた時間、大好きな居場所や音楽。大切な想いをこのブログに。

一月が終わっていく。

年末年始は、コロナに罹患してしまい、熱と悪寒で一晩、七転八倒し、咳のしすぎで喉から血が出た。

痛かったな。

家庭内隔離生活で、正月三が日をベッドの上でずっと過ごし、家族のいないリビングで冷凍食品を食べ続けた。

冷凍食品、すごく美味しかった。

身体がしんどくても、簡単便利で、本当に有り難かった。ありがとう。


やっと咳が収まって、自由に出かけられるようになって、向かったのは大好きな地中海料理のレストラン。

私が今まで出会ったダンディな人の1位は、このお店のマスターだ。

勤めたレストランを定年後に、素敵なパートナーと開いたこじんまりとした空間。

ソムリエのマスターが目利きしたワイン。

値段も都内でこの値段?ってくらいリーズナブル。

来るまでの電車に揺られている時間も、ここで過ごす時間も、帰り道の時間も、数少ない楽しみの一つ。


マスターと僕の年齢差は18歳。親子ほど離れている。

僕はいつまで、マスターのお店で過ごせるだろうか。


何を言っているのか。

自分の都合だけ考えている。

いつまでも、は無いのだ。あり得ないのだ。


今日も一生懸命、一日をこなした。

できる限りのことをした。

月曜日からとても疲れた。

お腹が空いて、家に帰る前に駅ビルに入ってアイスコーヒーとかぼちゃのスープとサンドイッチを食べた。

やっと一息つけた。我慢しないで良かった。


あのレストランに行くことは、今の自分にとって一息つける大切な場所。

今の自分にたどり着いたからこそ、出会えたお店と人。

いつかお別れすることを想像して、予防線を張るよりも、

やっと行けたその日、その時間。

マスターのお店で過ごせた歓びだけを持っていよう。

その歓びをマスターに伝えよう。

たくさんワインを飲んで、たくさん食べて、美味しいものを作ってくれてありがとうと、恥ずかしがらずに、素直に伝えられるように。