突発性難聴になって、行くことができなかったライブと舞台があった。
6月
Curly Giraffe 高桑圭のライブ
渋谷www xで行われた。
ライブ当日は入院中だった。。。
高桑圭さんは、僕の好きなLOVE PSYCHEDELICOでベースを担当している。
同じくLOVE PSYCHEDELICOのバンドメンバーでもある、堀江博久も出演するとあって、楽しみにしていた。
入院中、ライブの様子をラジオのJ-waveの番組で、ライブに参加したリスナーのレポートを聞いた。
「多幸感」
高桑圭のツイートを見て、ライブの成功を感じた。
あぁ、行きたかった。。。
7月
シンガーソングライターでギタリストのRei のライブ。
山崎まさよしをゲストに迎えて行われた7月のライブ。
退院して間もない、めまいでフラフラの状態では、とても行く気にはなれなかった。
もう一つは、村上春樹原作の舞台「神の子どもたちはみな踊る」
木場勝己さんの演技を観たかった。
以前、村上春樹原作、蜷川幸雄演出の舞台「海辺のカフカ」を観劇して、村上ワールドが見事に可視化された舞台にとても感動した。
その時に出演されていた老人役の木場勝己さんが、再び村上作品の舞台に出ることを知り、「海辺のカフカ」の舞台を見終わった後の赤坂ACTシアター会場内で、「神の子どもたちはみな踊る」のチケットを販売していたので、早速、購入した。
これも入院する前だった。
舞台公演があった8月。
やはり、聞こえない右耳とめまいでは、舞台を観に行くために会場まで外出することも辛かった。
病気休暇を取って職場を休んでいる身なのだから、大人しく自宅療養をするのも当然だったし。
職場に復帰した9月
このライブだけは、絶対に行きたかった。
LOVE PSYCHEDELICO アコースティックライブ
「TWO OF US」
9月下旬のEXシアター六本木でのライブ。
鍼治療を終えた足で、六本木に向かった。
まだ右耳が聞こえていた5月に、横浜で行われた同じこのライブに行っていた。
片方の耳しか聞こえない、めまいも残る身体で、果たしてライブを楽しめるか不安だった。
だけど、行くことができて本当に良かった。
ボーカルのKUMIの声は優しく傷心の私を癒し、力強い叫びが時折、聞こえない右耳にも響いてきて泣けた。
音質にこだわったスペシャルなスピーカーから繰り出されるNAOKIのギターの弦の一音一音は、まるで血が通っている生き物のようで。
元気になったら、行こうと決めていたライブ。
完治はしていなかったけど、めまいでフラフラだったけど、片耳は聞こえなかったけど、そんな中でも行くことができた。
そんな自分がうれしかった。
回復は一歩ずつしているんだと、できないことばかりじゃないんだと、できたことに目を向けられて、うれしかった。
これからも行きたいライブがある。
来年、1月にはReiのアコースティックライブ「マホガニーガール」が浅草!である。
2月には、村上春樹原作の舞台「ねじまき鳥クロニクル
」がある。
東京芸術劇場で。
そんな高尚なところ、行ったことがない(笑)
笠原メイを演じる、門脇麦さん
雰囲気が素敵
優しさと一緒に、見えない空虚なものを見つめているような視線が素敵
門脇麦 紹介HP
3月には、再び Rei が、今度はニューアルバムリリースツアーライブが、赤坂BLITZで行われる!
どれもチケットは押さえた!
来年はLOVE PSYCHEDELICOがデビュー20周年を迎えて、記念ライブ開催が期待される!
できることに目を向けて、身体の回復力を信じて。
自分が行きたい過ごしたい場所に行ける日を、未来を夢見て。