LOVE PSYCHEDELICO ライブの声は僕でも聴こえる | 虎パパになって19年目!ひとつひとつが宝物

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30才でパパになって19年目
阪神タイガースとBarで過ごす時間が大好物な右耳難聴者。長男は少年野球、中学軟式野球、高校球児を完走して大学ライフへ。かけがえのない子どもと過ごしてきた時間、大好きな居場所や音楽。大切な想いをこのブログに。

この夏。
突発性難聴になって、行くことができなかったライブと舞台があった。

6月
Curly Giraffe 高桑圭のライブ
渋谷www xで行われた。

ライブ当日は入院中だった。。。
高桑圭さんは、僕の好きなLOVE PSYCHEDELICOでベースを担当している。
同じくLOVE PSYCHEDELICOのバンドメンバーでもある、堀江博久も出演するとあって、楽しみにしていた。
入院中、ライブの様子をラジオのJ-waveの番組で、ライブに参加したリスナーのレポートを聞いた。

「多幸感」
高桑圭のツイートを見て、ライブの成功を感じた。
あぁ、行きたかった。。。





7月
シンガーソングライターでギタリストのRei のライブ。

山崎まさよしをゲストに迎えて行われた7月のライブ。

退院して間もない、めまいでフラフラの状態では、とても行く気にはなれなかった。



もう一つは、村上春樹原作の舞台「神の子どもたちはみな踊る」

木場勝己さんの演技を観たかった。

以前、村上春樹原作、蜷川幸雄演出の舞台「海辺のカフカ」を観劇して、村上ワールドが見事に可視化された舞台にとても感動した。

その時に出演されていた老人役の木場勝己さんが、再び村上作品の舞台に出ることを知り、「海辺のカフカ」の舞台を見終わった後の赤坂ACTシアター会場内で、「神の子どもたちはみな踊る」のチケットを販売していたので、早速、購入した。
これも入院する前だった。


舞台公演があった8月。
やはり、聞こえない右耳とめまいでは、舞台を観に行くために会場まで外出することも辛かった。

病気休暇を取って職場を休んでいる身なのだから、大人しく自宅療養をするのも当然だったし。




職場に復帰した9月

このライブだけは、絶対に行きたかった。

LOVE PSYCHEDELICO アコースティックライブ
「TWO OF US」

9月下旬のEXシアター六本木でのライブ。

鍼治療を終えた足で、六本木に向かった。

まだ右耳が聞こえていた5月に、横浜で行われた同じこのライブに行っていた。

片方の耳しか聞こえない、めまいも残る身体で、果たしてライブを楽しめるか不安だった。


だけど、行くことができて本当に良かった。

ボーカルのKUMIの声は優しく傷心の私を癒し、力強い叫びが時折、聞こえない右耳にも響いてきて泣けた。

音質にこだわったスペシャルなスピーカーから繰り出されるNAOKIのギターの弦の一音一音は、まるで血が通っている生き物のようで。





元気になったら、行こうと決めていたライブ。




完治はしていなかったけど、めまいでフラフラだったけど、片耳は聞こえなかったけど、そんな中でも行くことができた。
そんな自分がうれしかった。
回復は一歩ずつしているんだと、できないことばかりじゃないんだと、できたことに目を向けられて、うれしかった。





これからも行きたいライブがある。

来年、1月にはReiのアコースティックライブ「マホガニーガール」が浅草!である。


2月には、村上春樹原作の舞台「ねじまき鳥クロニクル
」がある。
東京芸術劇場で。
そんな高尚なところ、行ったことがない(笑)


笠原メイを演じる、門脇麦さん
雰囲気が素敵
優しさと一緒に、見えない空虚なものを見つめているような視線が素敵

門脇麦 紹介HP



3月には、再び Rei が、今度はニューアルバムリリースツアーライブが、赤坂BLITZで行われる!



どれもチケットは押さえた!

来年はLOVE  PSYCHEDELICOがデビュー20周年を迎えて、記念ライブ開催が期待される!

できることに目を向けて、身体の回復力を信じて。

自分が行きたい過ごしたい場所に行ける日を、未来を夢見て。