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The 40 year old virgin 2005 米
監督 ジャド・アパトー


Click-the-movies#-notitle0428.jpg こちらはMr.トップガン。

とある家電量販店の在庫係、アンディ(40)には秘密があった。
寡黙で謎めいた彼。
同僚たちは噂する。「アンディはゲイ。」「アンディは隠れ殺人鬼。」ただ募るばかりの謎。
抱え込んだ秘密と、明かしたい秘密。
人付き合いよりもフィギュア、恋愛よりもゲーム、そして40年目の童貞。
それがアンディ。40歳の童貞男。

Click-the-movies#-notitle0426.jpg アンディを救え!

あいつ童貞じゃないか?
そんな疑問から始まる物語には覚えがある。
事が露見すると大抵、世話焼きな輩が出て来て、「卒業おめでとう。」を迎えられるよう計らってくれるものだ。
アンディも、そんな童貞たちの中の一人である。

Click-the-movies#-notitle0429.jpg Don't think, feel.

【この支配からの】

もし日本でリメイクするなら尾崎豊の卒業を使って欲しいなぁ。
それはさておき、コンプレックスをテーマとしたこの映画。ただの馬鹿コメディにとどまらない。

アンディは完全な白ではなかった。
女性経験はあるのだ。
だがいつも肝心な所で失敗してしまう。何と言う不幸、何と言う哀しみ。

そんなこんなの積み重ねが、いつの間にか異性との問題を飛び越え、実生活までをも限りなく灰色に染めあげてしまうのであった。

Click-the-movies#-notitle0430.jpg 迫り来る孤独死。

たとえ小さな失敗でも、放置し続けるといけない。
うざったい雑草は抜くなり焼くなり対処しないと、蒔いた種が食われてしまう。
アンディには能力があった。だが失敗を忘れる努力ばかりに励み、自信のありかを無くしてしまった。

Click-the-movies#-notitle0425.jpg 気になる木。

しかし同僚たちの助けで小さな成功を重ねる事により、アンディは癒え、本来の姿を取り戻して行くのだ。
かくしてアンディは救われた。アーメン。

Click-the-movies#-notitle0427.jpg 劇的ビフォウ、
Click-the-movies#-notitle0424.jpg アフター。素敵なドンファン。
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Funny Games U.S. 2007 米
監督 ミヒャエル・ハネケ

Click-the-movies#-notitle0414.jpg 全ては卵が悪いのです。

二人のイカレポンチが幸せ家族の皆殺し行脚をする映画である。
内容はそれまでだ。

それよりイカレポンチその1を演じたマイケル・ピットは、このファニーゲーム以来映画の仕事をしているのだろうか?

俳優一本と言う訳ではなさそうなので、他所でやっていけているのならいいが、こんな無くてもいいリメイクで妙なイメージが付いてしまってはかわいそうだ。

Click-the-movies#-notitle0411.jpg 卵下さーい 。

休暇につき別荘へと赴く家族、夫と妻と一人息子の三人で。
向かう車内ではクラシックのイントロクイズなんかをしちゃって、まぁ平和だ。いい匂いのしそうな家族である。

Click-the-movies#-notitle0413.jpg トヨタのCMにするかね。

【訪問者】

急な来客は焦る。
そこへ来て卵をくれだの何だの言われたらたまったもんじゃない。

Click-the-movies#-notitle0407.jpg 卵をくれなきゃイタズラするぞお。

Click-the-movies#-notitle0409.jpg 休暇返上である。

まるでアメリカの殺人犯レオポルドとローブのような二人組だ。

神をも恐れぬ超人思想は同じだが、しかしこっちのバカタレどもは殺しよりも、死に至るまでの過程をいかに恐怖させるかに拘る。

殺し自体は実にあっさりしている。
殺害シーンを見せないのは、私達の想像力を煽る効果もあるが、二人のバカタレどもにとってはどうでもいい事なのでカットだ。

しかし生前被害者が苦しむ姿だけは、固定されたカメラアングルからしつこく、ばっちり収められている。
ファニーゲームはバカタレ二人の為のスナッフムービーなのだろう。

Click-the-movies#-notitle0415.jpg あんたも好きねぇ。

アメリカ版ファニーゲームはリメイク作品だ。
前作、オーストリアが舞台となった「ファニーゲーム」だが、場所がアメリカに変わったぐらいである。
監督もオリジナル版のおじちゃんで、ハリウッドでのエグイ映画の盛り上がりを見てのリメイクだろうか。

もうちょいどうにか変えなよってなもんである。
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The spitfire Grill 1996 米
監督 リー・デヴィッド・ズロトフ

Click-the-movies#-notitle0399.jpg 森の中の彼女。

刑期を終えたパーシーは森へ向かう。
そこはメイン州、夢見ていた田舎町。写真の中にだけあった、希望の実る場所。
ここで全てを白紙に戻そう。
星の無い夜。パーシーはバスを降りた。
あの町へ続く道を、一人歩いた。

Click-the-movies#-notitle0406.jpg 無関係!

【救いようが無い。】

主人公パーシーは殺人を犯した過去がある。
自分を孕ませ、そして流産させた義父を殺したのだ。

刑期を終えた後、かねてから憧れていたメイン州の田舎町へと越すのだが、町へ着くなり向かう先はまず保安官事務所。
やり直そうとした矢先だ。過去が付いて回る憂鬱が、パーシーの決意を挫いてしまう。
いわゆる「またこれかよ。」である。
うまく立ち回れない自分に、許す事をしない他人に苛立ち、失望する。

しかし罪を忌避したい気持ちはパーシーが一番良く分かるのだろう。
彼女は媚びず、ただ相手の出方を待った。

Click-the-movies#-notitle0405.jpg すぐには変われない人もいる。

いたいけな少女が過去の罪に悩まされるのではなく、「粗野で荒みきった少女。」と言う現実にありえるキャラクターが素晴らしい。
受けないだろうな、と思ったら本国アメリカでは案の定だった。
そんな事はどうあれ、とても良い映画だ。
人対人の感情の動きにおいて、都合の良い描写はあまりに少ない。
ほとんど現実のような映画だった。

しかしテーマは「贖罪」だと言うが、パーシーはあんな町を救ってそれで罪がはれたのだろうか。

良く出来た作品だったが、似たようなシナリオの映画がある中でも特に胸糞悪くなる物の一つでもあった。
全ての登場人物の気持ちに共感出来るぶん、淀みなくラストへと進む時間の経過が重すぎるのだ。

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