The 40 year old virgin 2005 米
監督 ジャド・アパトー
こちらはMr.トップガン。とある家電量販店の在庫係、アンディ(40)には秘密があった。
寡黙で謎めいた彼。
同僚たちは噂する。「アンディはゲイ。」「アンディは隠れ殺人鬼。」ただ募るばかりの謎。
抱え込んだ秘密と、明かしたい秘密。
人付き合いよりもフィギュア、恋愛よりもゲーム、そして40年目の童貞。
それがアンディ。40歳の童貞男。
アンディを救え!あいつ童貞じゃないか?
そんな疑問から始まる物語には覚えがある。
事が露見すると大抵、世話焼きな輩が出て来て、「卒業おめでとう。」を迎えられるよう計らってくれるものだ。
アンディも、そんな童貞たちの中の一人である。
Don't think, feel.【この支配からの】
もし日本でリメイクするなら尾崎豊の卒業を使って欲しいなぁ。
それはさておき、コンプレックスをテーマとしたこの映画。ただの馬鹿コメディにとどまらない。
アンディは完全な白ではなかった。
女性経験はあるのだ。
だがいつも肝心な所で失敗してしまう。何と言う不幸、何と言う哀しみ。
そんなこんなの積み重ねが、いつの間にか異性との問題を飛び越え、実生活までをも限りなく灰色に染めあげてしまうのであった。
迫り来る孤独死。たとえ小さな失敗でも、放置し続けるといけない。
うざったい雑草は抜くなり焼くなり対処しないと、蒔いた種が食われてしまう。
アンディには能力があった。だが失敗を忘れる努力ばかりに励み、自信のありかを無くしてしまった。
気になる木。しかし同僚たちの助けで小さな成功を重ねる事により、アンディは癒え、本来の姿を取り戻して行くのだ。
かくしてアンディは救われた。アーメン。
劇的ビフォウ、
アフター。素敵なドンファン。










