ポジショニング・コーチの
中村はるみです。
おはようございます。
《マイナスの感情の扱い方》
昨日のクイズで何番を選びました?
人は同じ事を見ても、解釈が違います。
そして、良い悪いを抜かして、
感情が解釈を選んでしまうのです。
それが人間関係に影響するのですね。
前に進む事を選んでも不安・恐怖を感じる方がいます。
ライフ・ナビゲーターの方は、その感情を
デトリックスさせて浄化させてね。
その方法はいくつかあります。
《感情の毒を吐き出す方法:
題してブラック・ブラック・劇画》
これはNLPの手法ですがコミュニケーションの本にも
書かれている事を大げさに劇画調にしました。
そしてとても効くのです。
記事から漫画の一こまを想像して呼んでね。
私がよく使うセッションでの毒の出し方です。
Aさんは気が小さく、人との交渉が苦手です。
いつも、課長に『ガミガミ』と言われ、
自信を失いノイローゼ気味です。
お話を聞いても、『自分が悪い。頑張らなくては!』と言います。
『これは感情を全て、吐き出してすっきりとしてもらおう』
とセッションのゲームを組み立てました。

私『想像してください、30階の屋上にあなたはいます。
偶然にも、【なが―い鉄鋼】が屋上の外に伸びています。
あなたの足は【なが―い鉄鋼】の端に乗っていて、
あなたがその足を外すと【なが―い鉄鋼】は地上へ落ちます。』
『ふと、【なが―い鉄鋼】の先を見ると課長が立っています。
課長の運命をあなたが握っているです。
さあ、軽く足を上げてみてください。
【なが―い鉄鋼】はあなたの足と一緒に動きます。
課長がいる所は下がり課長は慌てふためいています。』
Aさん「ひょい。ひょい。」
私『足を上げて、落としちゃいましょう。
ひゅーー
ついでに、落ちている小さなねじも落としちゃいましょう。
ひゅーー 』
私は落ちている課長をつまみあげて、
私『干したタコ見たいですね。
小さくなっていますね。
言いたい事があったら、言ちゃいましょう。』

すると、Aさんは今までのウップンを話しだされます。
私『うん、そうだよね。へ―ひどいよね。
そうだったんだ。 そりぁそうだよ。』
とこんな形で本当に思っている感情を出して行きます。
これがしばらく続きます。
私『あれ、課長が何か言っているよ。』
私は課長になり代わって言います。
私『でもさ、お前、俺の顔見て嫌いだと言う顔するだろう。』
Aさん「いいえ、嫌いでなく、怖いのです。」
私『だったらさ、少しは笑顔で俺を見てくれよ。
俺だって、人間だもの。
好かれたいよ。笑顔の方がいいよ。』
Aさん「解りました。少しだけ笑顔で話します。
だから、怖い顔をしないでください。この前も・・・
本当は、課長に認めてもらいたいのです。」
気の弱いAさんのマイナスの感情を出す条件は
自分が、相手より強く大きい事だったのです。
今まで、自分が悪いと自分を責めていましたが、
Aさんにも言い分がいっぱいあったのです。
それ吐き出す事で、
その裏に隠れている本当の望みが出てきます。
マイナスの感情が悪いのではなく、
マイナスの感情は自分自身を守る為に出てきた感情なのです。

だから、マイナスの感情も認めて、
「悲しいんだ。」「ムカついているのだ。」
「嫉妬しているのだ。」と認める事で、
「何がむかつく」「認めてくれ無い事が・・」
「だったら認めてもらう為にできる事は?」
『何に嫉妬している?』『何が欲しい?』
『だったら、真似してみようか?』『どうしたら、あなたも得られる?』と
望みが解れば、
どうしたら望みが叶うか考えられます。
マイナスの感情は自分が欲しいモノを探すカギなのです。
だから大事にして、マイナスの感情を認めましょう。
上手にライフ・ナビゲーターの方はマイナスの感情を扱いましょう。
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