（少し暗い話題になっています）
前回のブログでは、いろいろと
ルームサービスを注文した
さくらファミリー。
外食の場合、我が家は
細心の注意を払っています。
なぜなら『食物アレルギー』を
抱える家族がいるからです。
今までも、様々な飲食店やホテルで
訪問前にアレルギー食材を伝えて
きたにも関わらず、その食材が
誤って使用されてしまったり、
視覚で判別できないものに関しては
気づかずに口へ運んでしまい、
呼吸が困難になってしまった
こともあります。
※ これはディズニーホテルでの話ではありません！
今回も、本当はセットメニュー
“フェスティーヴォ”やチョコレート
ケーキに魅力を感じていたのですが、
アレルギーの関係で注文は控えさせて
いただくことになりました。
ルームサービスは原則的に
食物アレルギー対応（代替食材で
作ってもらう等）をされていない
ので、食べられない食材が明確に
含まれている場合は、注文を
諦めざるを得ません。
個別調理の難しいルームサービスで
ある以上、この点は納得しています。
フェスティーヴォの場合、コース
メニューの料理名からおおよその
食材が判断できるため、本当に
助かりました。
しかし、ホームページに書かれている
メニューのほとんどは、商品名の
記載のみであり、原材料は掲載されて
いないため、アレルギーの不安が
ある場合は個別での問い合わせが
必要となります。
問い合わせは簡単で、ホテルへ
『注文したいメニュー』と
『アレルギー食材』を伝えてから、
折り返しの連絡を待つだけです。
ただし、アレルギー食材として
情報が保有されているものは、
あくまで特定原材料やそれに
準ずる品目に限定されています。
そのため、時間をかけて
調べていただいたとしても、
上記以外の食材については
使用されているかどうか
『不明』という回答になることも。
一例ではありますが、我が家の場合は
ピスタチオがNG食材の一つであるため、
検討していたチョコレートケーキの
上部に載っている“緑色のなにか”の
正体を知りたいと考えましたが、
公式な回答としては「ピスタチオは
アレルギー食材ではないため、
使用されているかどうかは
明記されていないのですが」という
断りが最初に入りました。
運が良ければ、キャストさんが
あくまで個人的な知識として
使用食材を教えてくださることも
あるでしょう。
ですが、ルームサービスの中には
ホテルの厨房では作られていない
品も存在していて、対象の食材が
入っているかどうかすら
分からない場合も
あるというのが事実です。
今回の訪問に際して、私たちは
積極的に公式以外の情報を
探しに行き、実際にケーキを
食べられた方のブログやSNSで
使用食材を特定しました。
（そういった意味では、
公式ホームページに写真が
載っていると、NG食材を
早くに察知することができるため
とても助かります）
そうして最終的に、その食事を
頼むかどうかの判断はゲスト側が行い、
万が一アレルギー症状が出たとしても
責任は問わないことを条件にして、
ようやく注文が可能になります。
ここに書きたかったのは、
『自分たちが食べられるものに
食材を変えてほしい』という
要望ではありません。
可能であれば、『この料理には
何の食材が使用されているのか』
という点を、特定原材料やそれに
準ずる品目に限らず、一覧で
情報を保有していただきたいのです。
そうなれば「中身は分からない
けれども、自己責任で頼む」という
ギャンブルが避けられるのにな、
という思いからです。
ちなみにチョコレートケーキに
ついては、材料の変更はできないものの、
代替案としてゼリーケーキの提供を
ご提案いただきました。
今回は注文しませんでしたが、
そういった配慮はとても
嬉しく感じました。
長くなりましたが、食物
アレルギーを持つみなさまが
安心して食事を楽しめるように
「こうなると、もっといいな」という
個人的な願いです。
次のブログは、お待ちかね！？の
ピアバルから見たビリーヴについて
書いていきますー！
