アメリカ麻雀(Mah-Jongg)のすすめ | 無気力無関心(仮)

アメリカ麻雀(Mah-Jongg)のすすめ

5分でざっくり中国麻雀(国際公式ルール)』『四川麻雀のすすめ』に続く海外の麻雀シリーズ第3弾です。

 

先日、MahjongoというBot対戦サイトにアメリカ麻雀が実装されたのを機に、ちょっと興味を持ったので調べてみました。

 

まだ情報不足ということもあり、これから追記もしていくつもりです。(英語の資料を調査中)

 

アメリカ麻雀の歴史

参考:『アメリカ麻雀 - Wikipedia』『アメリカでの「麻雀(Mahjong)」人気の栄光と没落の歴史🀄

 

アメリカに麻雀が伝来したのは1920年代、様々なルートで様々なルールの麻雀がアメリカに流入して大ブームとなりました。

 

そのルートの1つに、ジョゼフ・バブコック(石油会社従業員で中国に転勤)による『数字や文字を追加した麻雀牌』『簡略化したルールブック』の輸出や『Mah-Jongg(一般的な英語での綴りはMahjong)』の商標登録がありました。

 

そして、1937年にはNMJL(National Mah Jongg League)の設立と公式ルールの発表により『アメリカ麻雀(Mah-Jongg)』も確立しました。

 

また、現在のアメリカでは『高齢の女性(特にユダヤ系)を中心としたアメリカ麻雀』と『若者(日本のゲームやアニメの影響)を中心としたリーチ麻雀』の2つが主流となっているようです。(他にもルールの詳細不明だが中国系を中心とした麻雀も?)

 

 

ルールの特徴

使用する牌は『数牌+字牌:34種類×4枚』の他に『花牌:8枚(8種類目の字牌として使用)』と『ジョーカー牌:8枚(オールマイティ牌として使用)』です。

 

ルールとしては『チャールストン』という配牌時の牌交換があり、チーはありませんが同一牌3~6枚組の副露があります。(ジョーカー牌含みで副露して後から手牌とジョーカー牌を交換することも可能)

 

それ以外ではリーチ・ドラ・フリテン・王牌・途中流局・ノーテン罰符・連荘・親子の概念・喰い変え制限などもありません。

 

そしてアメリカ麻雀最大の特徴が役の体系で、世界中のどの麻雀とも全然違う独特なものです。(七対子や緑一色がアメリカ発祥なのも納得できる)

 

・採用役が毎年変わる(NMJLから今年の役が発表される)

・役カードを買わないと役がわからない(著作権があるから役一覧を公開できない)

・4面子1雀頭という概念が存在しない(『同一牌の1枚・2枚組・3枚組・4枚組・5枚組・6枚組』『風牌の東南西北で一組』『年号として2白24で一組』などを組み合わせて役を作る)

・役の難易度がどれも役満級(2022年の役一覧

 

 

ネット対戦

Mahjongo(登録方法:ユーザーネームとパスワードを入力してメール認証、登録しなくてもゲストとしてプレイ可能)

・bot対戦のみ

対戦中に画面右側の豆電球マークをクリックすると作れそうな役を教えてくれる(同時にいらない牌も教えてくれるので、指示通りに打てば役を知らなくてもプレイ可能)
・アメリカ麻雀の他にリーチ麻雀・国際公式ルール・四川麻雀もプレイ可能
・言語選択に日本語あり

※仕様変更で日本語選択するとリーチ麻雀しかプレイできない?

 

MahjongTime(登録方法:ユーザーネームとパスワードを入力してメール認証、登録しなくてもゲストとしてプレイ可能)
・bot対戦と個室とランキング戦(ランキング戦は有料)
・アメリカ麻雀の他に国際公式ルール・香港麻雀・リーチ麻雀・台湾麻雀もプレイ可能
・言語選択に日本語あり