海外でのリーチ麻雀(ツイート寄せ集め) | 無気力無関心(仮)

海外でのリーチ麻雀(ツイート寄せ集め)

世界で最も多くの人にプレイされている麻雀ルールは『四川麻雀』(それ以外もおそらく上位は中国のローカルルールで占められる)ですが、世界で最も多くの国でプレイされている麻雀ルールは『リーチ麻雀』であるようです。

 

そこで、『海外でのリーチ麻雀』について少し調べてみました。(今後も新しい情報が入り次第加筆修正していくつもりです)

 

リーチ麻雀はいつ頃海外に普及した?

麻雀祭都『用語07・立直の意味』によると『リーチ(途中立直)』が日本に普及したのが終戦後、『リーチ麻雀』の原形となる報知ルールが発表されたのが1952年ですので、日本国内に『リーチ麻雀』の概念が生まれたのはこの頃?もう少し後くらい?
 
【訂正】内容的には『リーチ麻雀』『麻雀ソリティア(麻雀をテーマにした)オンラインスロット』についてが多く
欧米で(規模的には不明ですが)リーチ麻雀が普及しているのは事実のようです。
 
 
Google USAで期間指定して検索したところ、2001~2005年は『Riichi Mahjong』が言葉として使われているだけですが、2005~2010年は『Riichi Mahjong』の内容(ルールやコンテンツなど)についての言及が増えていました。(これだけを根拠にするのはちょっと厳しい)
 

欧米での麻雀ブーム

 

 

この(2010年頃をピークとした)欧米の麻雀ブームをきっかけに、リーチ麻雀が海外に普及したと推測されます。

また、リーチ麻雀が普及した要因としては『競技』と『日本文化』の2つが考えられます。

 

競技としてのリーチ麻雀

 

 

EMA=欧州麻雀協会、グラフは青が国際公式ルールで赤がリーチ麻雀の登録人数。
ここでは国際公式ルールとリーチ麻雀のプレイヤー数がほぼ同数ですが、世界的に見ると国際公式ルール自体はまったく普及していません。(そもそも中国でプレイされていない)
 

2000年頃から中国で麻雀のスポーツ化やオリンピック種目化の動きがあり、それに呼応する形で欧米にも競技としてリーチ麻雀が普及しました。(中国でも『賭博ではない海外の新しい麻雀』として若者を中心にリーチ麻雀が認知されだした)
特に欧州麻雀協会はリーチ麻雀の公式ルール(国際麻雀連盟も採用)を制定したりポイント制のランキングを運用するなど、独自の活動をしています。
ただ、元々規模自体が大きくない上に麻雀ブームの終了やコロナ禍の影響などで最近は伸び悩み気味でもあるようです。
 

日本文化としてのリーチ麻雀

 

 

 

海外で(欧米だけでなくアジアでも)リーチ麻雀が普及したメインルートは明らかにこちらで、麻雀ブームが終了した現在でも堅調さを維持しています。
また、リーチ麻雀に興味を持った人が実際にプレイを始める際には、主にネット麻雀がその受け皿として機能(言語・ルール・対戦相手などの様々な問題をカバー)しています。
 

その他(色々テキトーに)

世界全体の認識としては『麻雀(牌を使ったゲーム)=麻雀ソリティア』という認識の方が優勢の可能性すらある。(海外のGoogleで『Mahjong(または現地の言葉で麻雀)』と検索すると、ほとんどの国で上位が麻雀ソリティアで占められる)
 

多くの国でプレイされているとは言っても、プレイ人口自体は(中国の規模と比較すると)多くないというのもある。
 

海外ではリーチ麻雀も『(現地の言葉で)麻雀』とだけ表記されることが多く、リーチ麻雀のトレンドを正確に知ることは難しい。
 

 

国際麻雀連盟は国際公式ルール・四川麻雀・リーチ麻雀の3つを標準ルールとして規定している。
 

規模ではどうやっても中国には勝てないし、統一を目指すのも多様性を尊重するのも混乱の元にしかならないのであれば、『四川麻雀VSリーチ麻雀(中国VS中国以外)』みたいなシンプルな対立(並立)構造に持って行く方がお互いの歩み寄りもスムーズなのかな?(あくまで国際的な交流や発展という前提においてですが)
【追記】麻雀の世界的な実情を考えれば、「(交流だろうが競技だろうが)それぞれが無秩序かつ保守的過ぎてその在り方を変えること自体が難しいのかも」とも思えてきた。