雀荘の既得権とは?(ツイート寄せ集め)
以前書いた『雀荘は不当に規制されているのか?』の続きです。
つまり、風営法において『雀荘の営業で賭博行為が行われるのは最初から織り込み済み』であって、パチンコ店と同様に『遊技の結果に応じた景品の提供』と『風営法の規制による射幸性のコントロール』のような合法的な賭博営業も可能だったかもしれません。
『雀荘と風営法』という項目において上記のような記述をしたのですが、これに対して『雀荘の既得権(風営法成立前から行っていた業務に関しては、成立後も継続可能となる場合があること)』について(現時点ではあくまで仮説ですが)まとめてみました。
01@01zzz
昨日の『雀荘の既得権』の話の続き。(まだ調査が完全に終わってないから仮説という前置きをさせてもらうけど) 風営法が成立した時点で、おそらく雀荘には賭博を合法化させるスキームが存在していなかった。(雀荘内に賭博が蔓延していただけで、賭博をやらせる為の仕組みは存在しなかった)
2022年01月15日 19:36
フリー営業が始まったのが1958年と言われていて(それが一般化したのも1990年頃から?)、風営法の前身である風俗営業取締法が成立した1948年にはまだ(貸し卓営業しか)存在しなかった。
01@01zzz
これは麻雀が賭博として流行した理由からも説明できて、『麻雀は胴元を必要としない賭博だったから、反社会組織や行政組織などの影響を受けにくい自由な賭博だった』というのが大きいと考えられる。 胴元が必要なパチンコは行政組織と結びついて合法化され、その他の賭博は胴元の摘発により衰退した。
2022年01月15日 19:36
雀荘で賭博は行われていたが、それはあくまで客同士が主体であった。(雀荘には賭博営業の既得権は存在しなかった)
01@01zzz
雀荘の賭博合法化(具体的に言うと『景品の提供』)は既得権が存在しないので、どんな主張をしたところで実現は不可能であると考えられる。 しかし、逆に言えば『賭博以外の部分には既得権が存在する可能性がある』とも言える。(例えば宿泊施設が風営法の許可なしに麻雀ルームを設置できるような)
2022年01月15日 19:36
宿泊施設では風営法の成立前から業務として行っていた為に麻雀ルームの設置(4号営業)に許可が必要ない。
01@01zzz
雀荘業界は「風営法の規制は時代に合わないと」主張しているけど、(常識的に考えたら時代に合ってないのは雀荘の営業手法の方で)一方的に要望を突きつけるだけでは行政側からは相手にされない。 雀荘側が賭博を排除する代わりに行政側も規制緩和を考えるという落しどころを作るべきだと思う。
2022年01月15日 19:38
『(既得権の活用ではなく)時代に合わせた規制』で賭博営業の合法化を主張したところで、(現在の社会風潮からも)逆に麻雀賭博に対する風当たりが厳しくなるだけ。
01@01zzz
具体的に言うと、『雀荘の賭博開帳図利行為(レートありフリー営業、参加費を徴収する賞金あり大会)』は言い訳の余地なく違法な上に時代にも合っていないから排除するべき。(それでも『店側が知らないところで客同士が勝手に』という逃げ道は作れる)
2022年01月15日 19:40
『賭博営業合法化』と『風営法の規制緩和』は(パチンコの例から見ても)トレードオフの関係であり、(両方は無理だし賭博営業合法化も無理となったら)風営法の規制緩和を取る以外の選択肢がない。
01@01zzz
これができるのであれば、風営法の規制はかなり緩和されても良い(既得権を主張するだけの方便も用意できる)と思う。
2022年01月15日 19:40
営業時間・18歳未満の立ち入り・遊技料金の上限・接待行為など、雀荘の大多数を占める貸し卓営業を主眼に置いた規制緩和(それを前提とした新しい営業形態)を考えていくべき。
01@01zzz
最大のポイントはこの1点で、『雀荘=賭博の胴元』という思い込みが間違いの始まり。(そこには既得権は存在しないし、あらゆる要望が通らない原因でもある) https://t.co/OcvfVHRO9X
2022年01月15日 20:35
ただ、現状では雀荘組合が組合として機能していない(行政との連携も雀荘同士の連携も取れてない)し警察の見せしめ摘発も効果がないので、『レートありフリー営業は他より売り上げが高い(そのぶん声が大きい)が、その反面で雀荘全体や麻雀全体の足を引っ張っている』という認識を麻雀全体で共有することから始めるしかないのかもしれない。(この動きは雀荘全体で見るとプラスにもマイナスにも作用してほとんどプラスにはならないが、麻雀全体から見ると間違いなく大きなプラスになる)