ついに父母を有料老人ホームへ | アラ還ババリーナの独り言と一人娘への親バカ日誌

アラ還ババリーナの独り言と一人娘への親バカ日誌

内気な一人娘がバレリーナになる夢を捨て、人生を模索している日々の記録と、アラ還になってしまったババリーナの独り言などを綴っています。


今年そろって89歳になる両親

2023年12月は母がもう年は越せないかも、長くないかも…とお医者さんに宣告されながらも、なんとか無事年を越しました。


病気は心不全で、酸素を吸いながらほぼ寝たきり、
トイレと風呂が人の手を借りないとできないし、頑張って動くと心臓に負担がかかり、呼吸が困難になり、2023年は4.5回入退院をくりかえしました。心不全の末期症状だそうです。


救急車→救急病院→リハビリ病院→退院→自宅で療養→デイサービスとショートステイ、ヘルパーさんなどすべての介護サービスを最大限に利用、それでも具合悪くなる→救急車→救急病院→リハビリ病院→退院→自宅で介護サービス→救急車→救急病院→リハビリ病院→退院を永遠に繰り返していました。


もう自宅で看取りを希望されますか?…と訪問診療の先生からも尋ねられて考えはじめましたが、同じ歳の父がどうしても緊急の時は救急車という希望が強く、見過ごすことができず、入退院の♾️無限ループを繰り返していました。


もうスウェーデン?かどこかのヨーロッパの国のように自分で食事を食べなくなったらそのまま看取りにというのが自然の摂理なのでは?とどこかで思いますが、父がそれを望まない以上そのまま放置することもできずに、このような形になりました。


そもそも高度医療や薬が進化しているいま、人間が死を迎えるというのは意外と難しいのかなーと思います。自然にだんだん弱くなっていくのを黙って見過ごすというのに周りに覚悟が必要だし、なにより本人の意思がそれを望まなければ、医療サービスを受けさせないわけにはいけません。


さすがに年に4回も入退院を繰り返し、現在も年末から引き続き入院中ですが、今回ばかりは、狭い部屋で車椅子を使うことも難しく自宅での介護に限界を感じ、施設に入所することを真剣に考えました。


ただ、母一人施設に入所する事を非常に抵抗していることと、父もずっと一緒にいたいようなので、二人で入れる有料型老人ホームを見つけ、そこに1月末に入所させることにしました。


二人とも幸いなことにボケが全くなく頭はしっかりしていて、母は身体が不自由ですが、父は特に89歳にもなるのに異様に若く元気で、まだ水泳を週3回もこなし、マスター大会などにも出場し、他にもガーデニングなど、🦋蝶を育てるのが好きで、さなぎから羽化することを研究するなどまだまだ70代のような感じです。自宅で料理や洗濯もしています。とはいえ、年相応に耳が遠く物忘れが多くなり、うっかりが多くなってはきています。

なんでもできるし、今のところ母がいなくなっても一人で暮らしてはいけるとは思いますが、2025年には90歳に突入することだし、ウッカリして火事でも起こしかねないし、母が頑張って生きたとしても、もう長くはないと思うので、最期は二人で時を安心して過ごしたほうがよいのではと判断で、(この一年母は入院続きで、ほとんど別居状態だったため) 施設入居をすすめ、やっとのことで納得了承してくれました。


ということでこの1月、2月は父母のアパートの片付けがあります。まずは両親を施設に洋服などの手回り品だけで入所させ、残った家具や家財道具を処分してしまおうと思います。


昔のレコードや本などが大量にあり、あれを持っていく、あれは捨てられないといま、父との攻防が始まっていますが、どうせ、あと10年もすればどのみち捨てることになるとやけん、今回もう思い切って捨てようよ!!と説得中です。それでも執着が強すぎて、どこに妥協点を見つけてくれるのか頭痛いです😩


3月に発表会が控えてるし、確定申告はあるし、ありえないスケジュールですが、やるしかないです。離れたとこにいる姉と妹に手伝いを頼んではいますが、なかなかスケジュール的に厳しそうです。


でも、ここを乗り越えここ1か月半を頑張れば、少し父母の介護の心配は軽減できそうですニヤニヤ


でも本当にこの超高齢化社会…この戦争を体験した昭和10年生まれの父母でさえこんなに長生きしてるのだから、これからの人間の寿命ってどうなるのだ?と考えさせられます。ひょっとして、人生100年時代どころか120歳ぐらいまで長生きするのが当たり前の世の中になっているのではないか?と思わずにはいられません。