ベトナム旅行を決めた理由のひとつは、
街に残るフランスの雰囲気を味わいたかったから。
ホーチミンの街は、まさにその期待どおり。
可愛くてオシャレなコロニアル建築や、個性的なカフェがあちこちに並び、
歩くだけで楽しくてキョロキョロしながら写真を撮ってお散歩。
滞在中にはアオザイをオーダーメイドして、
教会や歌劇場といった、絵本に出てきそうな可愛い建物も訪れました。
観光気分いっぱいで過ごす中、3日目に足を運んだのが
ホテルからほど近い「ベトナム戦争証跡博物館」。
入口前には、大きなヘリコプターや大砲が静かに並び、
中に入ると、戦争当時やその後を伝える写真や展示物が所狭しと並んでいます。
そこで目にしたのは、想像を超える現実と当時の、そして戦争が終わった後の人々の苦しみでした。
日本でもよく報道されていた双子のベトちゃんドクちゃんや、他にも枯葉剤の影響を受けた子どもの成長を
長年にわたり日本人カメラマンが追い続けて記録したコーナーは印象的でした。
成長し、家族を持ち、そして亡くなるまでの記録を残していたことに胸を打たれました。
枯葉剤の影響を受けた子どもたちの写真はたくさんありましたが、大きなパネルに映し出された、無邪気な笑顔の少女の片腕がなかった姿は、
「戦争の傷跡は、攻撃された側だけでなく、加えた側にも及んでいたのだ」と強く訴えていました。
パネルに添えられた日本語を読みながら、胸の奥に悲しみと怒り、そしてやるせなさが渦巻いてきました。
ベトナムの歴史に触れることで、
ただ「街並みが可愛い」「雰囲気が素敵」というだけで旅を終わらせてはいけない、
そんな思いが自然と込み上げてきました。
しかも、この日が日本の終戦記念日だったのは偶然ではなく、
何か大きな意味を持っていたように感じます。
戦争の悲惨さ、平和の尊さ、そして今こうして自由に旅をし、
豊かに暮らしていることへの感謝が、胸の奥から湧き上がってきました。
忘れてはいけない歴史。
それに触れた、心に深く刻まれる旅の一日となりました。
ベトナムの歴史を知ることで、
ただ「街並みが可愛い」「雰囲気が素敵」だけで終わらせてはいけないことに気づきました。
そして、偶然にもこの日は日本の終戦記念日の前日。
戦争の悲惨さ、平和の尊さ、
そして今こうして自由に旅をし、豊かに暮らしていることへの感謝が、
胸の奥から湧き上がってきました。
忘れてはいけない歴史に触れた旅の一日でした。

































