こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
●どれぐらいの量の魚をたべると健康に良いのか?
軽度、高脂血症の50代女性の相談で食生活で肉食中心ということで魚を食事に取り入れたいということで、具体的になんの魚をどれぐらいのとると良いのですかとのご質問。
日本人成人のDHA、EPAの1日の食事摂取基準があります。
「日本人の食事摂取基準 」は、健康な個人又は集団を対象に、国民の健康の維持・増進、生活習慣病を予防するため、エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものです。
平成21(2009)年5月に取りまとめられた現行基準の報告書 では、
最新の学術論文等の知見を踏まえて前基準の見直しが行われた結果、
魚介類由来のn-3系多価不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)及びDHA(ドコサヘキサエン酸)の摂取によって、冠動脈疾患、脳梗塞、加齢黄斑変性症 に対する予防効果が得られる可能性が高いことが認められ、
日本人の成人男女によるEPA及びDHAの摂取目標量(下限)を1人1日当たり1gと設定しました。
EPA及びDHAは、魚の脂肪に多く含まれており、この摂取目標量は、
具体的には、アジの開きで0.7枚分、サンマの塩焼きで0.4尾分、ブリ(ハマチ)の刺身 で4.7切分に当たります。
具体的にイラストもみてください。
水産食料をから~
50代の相談の女性もこんな量でよかったら取り入れようかなとのこと。
刺身、食事で魚を摂っている方、サプリメントでとる必要があるのか、売りたいだけの情報、大手サプリメントメーカーの情報に右往左往するよりもっと知ることが大事では!
サプリメントでとりすぎると出血しやすくなりますしワーファリンの薬と併用はできません。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
●新型栄養失調の子供達、だるい、疲れる、やる気がない。なぜ?
小学6年生、男の子の相談で、サッカーやっている。最近、子供が朝から起きるのもつらい、だるい、走ると息切れがする。病院で検査してもらうも異常がないとのこと。
プロテインなどのサプリメントも食べさせているのですがとの内容でした。
その男の子、表情、動作を観察しても子供らしい元気さを感じられない。
その子が持って飲んでいたのがスポーツ飲料だった。
話を聞いてみると、サッカーで喉が乾くということで毎日、大量に飲んでいることがわかった。
スポーツ飲料は体に良さそうと思っている人が多いが糖分もかなり入っている。
清涼飲料水やインスタント食品、などに多く含まれる糖質を分解するには、ビタミンB1が必要不可欠です。
そのためこれらの食品を大量にとりすぎると、分解にビタミンB1が使われて体内で不足し、脚気を引き起こすことがあります。これが新型栄養失調です。
脚気の初期には食欲不振があり、他に全身がだるく、とくに下半身に倦怠感が生まれます。
しだいに足のしびれやむくみ、動悸、息切れ、感覚が麻痺するなどの症状があらわれます。
さらに進行すると手足に力が入らず寝たきりとなり、そのまま放置すると最悪、心不全を起こして死に至ることもあります。
これは、お母さんの栄養学の知識不足であることと、お医者さんも栄養学の知識不足であることは、明白です。
まず、スポーツ飲料の飲み過ぎ注意。
ビタミンB1を多く含む食品で胚芽米、豚肉、うなぎ、枝豆などに豊富に含まれています。
また、ビタミンB1の吸収を高める成分であるアリシンが豊富な玉ねぎ、にら、にんにく、たまねぎを食材に加えるとさらに効果的です。
お味噌汁もきちんと食べて和食のすすめで短期間で症状が出なくなり、サッカーをやっても疲れない、さらに成績も上がったとの喜びの報告がありました。
まさに、お母さんが栄養学をきちんと学んでくれることが大事だなと思いました。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
小学6年生、男の子の相談で、サッカーやっている。最近、子供が朝から起きるのもつらい、だるい、走ると息切れがする。病院で検査してもらうも異常がないとのこと。
プロテインなどのサプリメントも食べさせているのですがとの内容でした。
その男の子、表情、動作を観察しても子供らしい元気さを感じられない。
その子が持って飲んでいたのがスポーツ飲料だった。
話を聞いてみると、サッカーで喉が乾くということで毎日、大量に飲んでいることがわかった。
スポーツ飲料は体に良さそうと思っている人が多いが糖分もかなり入っている。
清涼飲料水やインスタント食品、などに多く含まれる糖質を分解するには、ビタミンB1が必要不可欠です。
そのためこれらの食品を大量にとりすぎると、分解にビタミンB1が使われて体内で不足し、脚気を引き起こすことがあります。これが新型栄養失調です。
脚気の初期には食欲不振があり、他に全身がだるく、とくに下半身に倦怠感が生まれます。
しだいに足のしびれやむくみ、動悸、息切れ、感覚が麻痺するなどの症状があらわれます。
さらに進行すると手足に力が入らず寝たきりとなり、そのまま放置すると最悪、心不全を起こして死に至ることもあります。
これは、お母さんの栄養学の知識不足であることと、お医者さんも栄養学の知識不足であることは、明白です。
まず、スポーツ飲料の飲み過ぎ注意。
ビタミンB1を多く含む食品で胚芽米、豚肉、うなぎ、枝豆などに豊富に含まれています。
また、ビタミンB1の吸収を高める成分であるアリシンが豊富な玉ねぎ、にら、にんにく、たまねぎを食材に加えるとさらに効果的です。
お味噌汁もきちんと食べて和食のすすめで短期間で症状が出なくなり、サッカーをやっても疲れない、さらに成績も上がったとの喜びの報告がありました。
まさに、お母さんが栄養学をきちんと学んでくれることが大事だなと思いました。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
●ヨーグルトは体にいいと説いたメチニコフ博士は健康だったのか?
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
最近、個人相談で50台の女性で、
私は発酵食品に納豆は匂いが嫌で食べられない。
味噌汁も好きではないから作って飲まない。
朝からパンとコーンスープとスムージーという方で、便秘するのでヨーグルトは欠かせません。
医者では高脂血症で総コレステロールが265になり基準値(220)を超えているからコレステロール低下薬(スタチン系)を服用しなさいと言われたが、薬は服用したくない。
どうしたらいいかアドバイスしてくださいとのことでした。
相変わらずヨーグルト神話は強いですね。テレビの影響もありますね。
そもそもヨーグルトが体にいい、不老長寿説を説いたのは、ロシアのパスツール研究所のエリーメチニコフ博士です。
博士はブルガリアやコーカサスなどの長寿者が多い地域を調査して、長寿の秘密は、彼らがヨーグルトを食べているせいで、ヨーグルトを食べれば、腸内乳酸菌が増えて、健康長寿が得られると、ヨーグルト不老長寿説を唱えました。そして、メチニコフ博士、自身も毎日大量のヨーグルトを食べていました。
ところがメチニコフ博士が何歳で亡くなったか?
どんな死因で亡くなったか?
はテレビでも言わないし、知らない人も多いですが、博士は71歳という年齢で動脈硬化を伴った尿毒症で死亡しています。
ヨーグルトだけ長生きするのだったら、もーちょっと元気で長生きしてもらいたかったですね。
その後メチニコフ博士の死後、ヨーグルトの乳酸菌が腸内に住み着くわけではないことが確認されました。
コーカサスなどの長寿地域に健康長寿者が多いのには幾つかの理由があります。
1,山の生活で足腰が鍛えられ丈夫なこと。
2,環境汚染もなく空気もきれいな高地で、酸素が少ないため活性酸素が発生しにくい。
3,自然にできる農作物を食べて、現代のような加工食品を食べることがないこと。
4,時間の制約がなくストレスを溜めない生活を送っている。
以上の要素が重なって健康長寿が得られているわけではないかと思われます。
決してヨーグルトだけを真似して食べたところで、健康長寿になれるわけではないのです。
牛乳が発酵したものがヨーグルトですから乳脂肪も入ってます。
便通がよくなるといって摂り過ぎないほうがいいですね!
牛の体温は人間の体温より3度~4度高いです。牛の体の血液では脂サラサラ流れているとしても、動物性の脂は人間の血液では温度差で固まりやすくなりますから。
また、ヨーグルトも冷蔵庫に入ってますよね。冷え症の女性は余計に冷えますよね。
矛盾していますね。やはり体を温めるには味噌、日本人に合う発酵食品の味噌汁が日本人にはピッタリの発酵食品なのです。
実際に、ヨーグルトを食べるようになってから急に、高脂血症になったという人はかなりいます。
個人相談の女性の方もしっかり対面で、iPadを使って食事指導。
説明したら納得されましたが、あとは実践して本当に健康になっていただき、よくなったら誰かとシェアしてもらいたいですね。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
最近、個人相談で50台の女性で、
私は発酵食品に納豆は匂いが嫌で食べられない。
味噌汁も好きではないから作って飲まない。
朝からパンとコーンスープとスムージーという方で、便秘するのでヨーグルトは欠かせません。
医者では高脂血症で総コレステロールが265になり基準値(220)を超えているからコレステロール低下薬(スタチン系)を服用しなさいと言われたが、薬は服用したくない。
どうしたらいいかアドバイスしてくださいとのことでした。
相変わらずヨーグルト神話は強いですね。テレビの影響もありますね。
そもそもヨーグルトが体にいい、不老長寿説を説いたのは、ロシアのパスツール研究所のエリーメチニコフ博士です。
博士はブルガリアやコーカサスなどの長寿者が多い地域を調査して、長寿の秘密は、彼らがヨーグルトを食べているせいで、ヨーグルトを食べれば、腸内乳酸菌が増えて、健康長寿が得られると、ヨーグルト不老長寿説を唱えました。そして、メチニコフ博士、自身も毎日大量のヨーグルトを食べていました。
ところがメチニコフ博士が何歳で亡くなったか?
どんな死因で亡くなったか?
はテレビでも言わないし、知らない人も多いですが、博士は71歳という年齢で動脈硬化を伴った尿毒症で死亡しています。
ヨーグルトだけ長生きするのだったら、もーちょっと元気で長生きしてもらいたかったですね。
その後メチニコフ博士の死後、ヨーグルトの乳酸菌が腸内に住み着くわけではないことが確認されました。
コーカサスなどの長寿地域に健康長寿者が多いのには幾つかの理由があります。
1,山の生活で足腰が鍛えられ丈夫なこと。
2,環境汚染もなく空気もきれいな高地で、酸素が少ないため活性酸素が発生しにくい。
3,自然にできる農作物を食べて、現代のような加工食品を食べることがないこと。
4,時間の制約がなくストレスを溜めない生活を送っている。
以上の要素が重なって健康長寿が得られているわけではないかと思われます。
決してヨーグルトだけを真似して食べたところで、健康長寿になれるわけではないのです。
牛乳が発酵したものがヨーグルトですから乳脂肪も入ってます。
便通がよくなるといって摂り過ぎないほうがいいですね!
牛の体温は人間の体温より3度~4度高いです。牛の体の血液では脂サラサラ流れているとしても、動物性の脂は人間の血液では温度差で固まりやすくなりますから。
また、ヨーグルトも冷蔵庫に入ってますよね。冷え症の女性は余計に冷えますよね。
矛盾していますね。やはり体を温めるには味噌、日本人に合う発酵食品の味噌汁が日本人にはピッタリの発酵食品なのです。
実際に、ヨーグルトを食べるようになってから急に、高脂血症になったという人はかなりいます。
個人相談の女性の方もしっかり対面で、iPadを使って食事指導。
説明したら納得されましたが、あとは実践して本当に健康になっていただき、よくなったら誰かとシェアしてもらいたいですね。
●偏食が原因だとふらつくトキ。ヒトも同じなのか?
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
最近、新潟県佐渡にいるトキの映像を目にしました。
トキ(朱鷺、Nipponia nippon)は、ペリカン目トキ科の鳥。
19世紀までは東アジアに広く分布し珍しくない鳥だったそうですが、日本産のトキは乱獲、環境汚染などで2003年に絶滅してしまいました。
現在では中国から日本種と同じツガイの2羽を受け入れて、佐渡トキ保護センターで1999年から人工繁殖を開始、2014年11月11日現在、202羽まで増えているということです。
そんな、人工繁殖によって増えたトキは2008年より放鳥を開始していますが、本年3月17日午後2時25分ごろ、飼育員がモニターで観察中にトキが地上でふらつき、転倒したり、飛行中にバランスを崩すなどの異常行動が見られたと報道されました。
原因はトキの食べ物の好き嫌いにありました。
トキはクチバシの触覚が発達しており、野生ではそれを湿地や田んぼなど泥の中にさしこみ、ドジョウやカエルなどを捕食するのですが、訓練中は好物のドジョウばかり食べていたようです。
ドジョウ、コイなどの淡水魚にはビタミンB1を分解する酵素(アノイリナーゼ)が含まれていて、トキのようにドジョウばかり偏食すると、ビタミンB1が分解・欠乏してしまい、脚気になると言うのだ。
センターは症状を緩和するためビタミンB1をを注射したところ元気になって訓練を再開したそうです。
ビタミンB1分解酵素アノイリナーゼは淡水魚(コイ、フナ、ドジョウなど)、二枚貝(アサリ、ハマグリ、シジミなど)、シダ類(ワラビ、ゼンマイなど)に含まれますが加熱すると分解されます。
脚気とはビタミンB1欠乏症の一つです。
検査はひざをハンマーで叩いてピコピコのアレです。
ビタミンB1の欠乏は全身の倦怠感、食欲不振、むくみ、しびれなどをきたす病気です。
症状として、下肢(脚)の「むくみ」「しびれ」「腱反射の低下」などが起きることから「脚気」の名で呼ばれました。
心臓機能の低下・不全を起こしたときは「脚気衝心(かっけしょうしん)」と呼ばれます。
この脚気、昔は人間においてもよく見られたもので、日本では江戸時代に「江戸わずらい」、また大正時代には2万人以上の死者がでて「国民病」とまでいわれました。
その原因がビタミンB1の欠乏であることが突き止められ、フルスルチアミンをはじめとするビタミンB1誘導体の普及によって、現在ではほとんど見かけることはなくなりました。
ただ、栄養が十分になった現代でもビタミンB1の潜在性欠乏(脚気まではいかないがその手前の状態)があるといわれています。
その症状は「疲れやすい」や「朝起きるのがつらい」といったものがありますので、そのような症状がある場合には、食生活が原因です。
甘いものを食べすぎると体内でビタミンB1が大量に消費されます。
あなたは大丈夫ですか?
栄養学を知っているのと知らないとでは違います。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
最近、新潟県佐渡にいるトキの映像を目にしました。
トキ(朱鷺、Nipponia nippon)は、ペリカン目トキ科の鳥。
19世紀までは東アジアに広く分布し珍しくない鳥だったそうですが、日本産のトキは乱獲、環境汚染などで2003年に絶滅してしまいました。
現在では中国から日本種と同じツガイの2羽を受け入れて、佐渡トキ保護センターで1999年から人工繁殖を開始、2014年11月11日現在、202羽まで増えているということです。
そんな、人工繁殖によって増えたトキは2008年より放鳥を開始していますが、本年3月17日午後2時25分ごろ、飼育員がモニターで観察中にトキが地上でふらつき、転倒したり、飛行中にバランスを崩すなどの異常行動が見られたと報道されました。
原因はトキの食べ物の好き嫌いにありました。
トキはクチバシの触覚が発達しており、野生ではそれを湿地や田んぼなど泥の中にさしこみ、ドジョウやカエルなどを捕食するのですが、訓練中は好物のドジョウばかり食べていたようです。
ドジョウ、コイなどの淡水魚にはビタミンB1を分解する酵素(アノイリナーゼ)が含まれていて、トキのようにドジョウばかり偏食すると、ビタミンB1が分解・欠乏してしまい、脚気になると言うのだ。
センターは症状を緩和するためビタミンB1をを注射したところ元気になって訓練を再開したそうです。
ビタミンB1分解酵素アノイリナーゼは淡水魚(コイ、フナ、ドジョウなど)、二枚貝(アサリ、ハマグリ、シジミなど)、シダ類(ワラビ、ゼンマイなど)に含まれますが加熱すると分解されます。
脚気とはビタミンB1欠乏症の一つです。
検査はひざをハンマーで叩いてピコピコのアレです。
ビタミンB1の欠乏は全身の倦怠感、食欲不振、むくみ、しびれなどをきたす病気です。
症状として、下肢(脚)の「むくみ」「しびれ」「腱反射の低下」などが起きることから「脚気」の名で呼ばれました。
心臓機能の低下・不全を起こしたときは「脚気衝心(かっけしょうしん)」と呼ばれます。
この脚気、昔は人間においてもよく見られたもので、日本では江戸時代に「江戸わずらい」、また大正時代には2万人以上の死者がでて「国民病」とまでいわれました。
その原因がビタミンB1の欠乏であることが突き止められ、フルスルチアミンをはじめとするビタミンB1誘導体の普及によって、現在ではほとんど見かけることはなくなりました。
ただ、栄養が十分になった現代でもビタミンB1の潜在性欠乏(脚気まではいかないがその手前の状態)があるといわれています。
その症状は「疲れやすい」や「朝起きるのがつらい」といったものがありますので、そのような症状がある場合には、食生活が原因です。
甘いものを食べすぎると体内でビタミンB1が大量に消費されます。
あなたは大丈夫ですか?
栄養学を知っているのと知らないとでは違います。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

●薬品がミネラルのバランスを崩す、排泄する。
人の細胞の神経や筋肉の働きは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム。
この4種類のミネラルの濃度の差によって管理されています。
細胞内にはカリウムとマグネシウムが多く、細胞外にはナトリウムとカルシウムが多い。
それぞれのミネラルが自分のいるべき場所に正しく分布しているうちはよいのですが、バランスが崩れると広い範囲で影響がでます。
心臓病の人も細胞の内と外のミネラルバランスがかなり崩れている可能性があります。
たとえば、利尿剤ですが、ナトリウムを体から追い出す目的で使いますが、
カリウムやマグネシウムまで道ずれになって排泄されてしまいます。
足のこむら返りがしょっちゅうあり人は、心臓病に注意。
高血圧患者はもともとカリウムやマグネシウムが不足しているはずなので、ますますバランスが崩れてしまいます。
降圧剤でカリウムの排泄が促進されているのはよく知られていますから、
医師もカリウムは補充するはずです。
でもそれでは、マグネシウムのバランスが崩れることはほとんど考慮されていません。
マグネシウムは血圧をコントロールするのに最も重要な栄養素の一つですから、
これが不足すると血圧の管理がよけいに難しくなり薬剤の量も増えてしまいます。
また亜鉛も不足しやすくなります。
血圧の薬を長く服用していると味覚障害、性的機能低下も出やすくなります。
もしそのような症状が出たら亜鉛欠乏を疑ってみてください。
降圧剤に頼るより、なぜ血圧が上がるのか原因の処理をすることです。
よかったら高血圧の記事もみてください。
あくまでも食事が大切です。
そして、血圧をコントロールしているミネラルのバランスを整えること、
動脈硬化の改善、毛細血管の強化の栄養素を摂取、運動、ストレスの解消、冷え、冷える食べ物をひかえる。色が白いもの。
がんばる自分に毎日ごほうびを!
嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
人の細胞の神経や筋肉の働きは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム。
この4種類のミネラルの濃度の差によって管理されています。
細胞内にはカリウムとマグネシウムが多く、細胞外にはナトリウムとカルシウムが多い。
それぞれのミネラルが自分のいるべき場所に正しく分布しているうちはよいのですが、バランスが崩れると広い範囲で影響がでます。
心臓病の人も細胞の内と外のミネラルバランスがかなり崩れている可能性があります。
たとえば、利尿剤ですが、ナトリウムを体から追い出す目的で使いますが、
カリウムやマグネシウムまで道ずれになって排泄されてしまいます。
足のこむら返りがしょっちゅうあり人は、心臓病に注意。
高血圧患者はもともとカリウムやマグネシウムが不足しているはずなので、ますますバランスが崩れてしまいます。
降圧剤でカリウムの排泄が促進されているのはよく知られていますから、
医師もカリウムは補充するはずです。
でもそれでは、マグネシウムのバランスが崩れることはほとんど考慮されていません。
マグネシウムは血圧をコントロールするのに最も重要な栄養素の一つですから、
これが不足すると血圧の管理がよけいに難しくなり薬剤の量も増えてしまいます。
また亜鉛も不足しやすくなります。
血圧の薬を長く服用していると味覚障害、性的機能低下も出やすくなります。
もしそのような症状が出たら亜鉛欠乏を疑ってみてください。
降圧剤に頼るより、なぜ血圧が上がるのか原因の処理をすることです。
よかったら高血圧の記事もみてください。
あくまでも食事が大切です。
そして、血圧をコントロールしているミネラルのバランスを整えること、
動脈硬化の改善、毛細血管の強化の栄養素を摂取、運動、ストレスの解消、冷え、冷える食べ物をひかえる。色が白いもの。
がんばる自分に毎日ごほうびを!
嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

35、健康食品と薬の飲み合わせ(ビタミンK)
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
今日はビタミンKです。
ビタミンKは1929年にデンマークの生物学者、ヘンリク・ダムによって発見されました。コレステロール代謝に関する研究で脂質を含まない餌でヒヨコを飼育。その結果、ヒヨコの皮下や筋肉などの組織で出血があり血液を採取したところ、凝固しにくいものがあることを発見しました。その後1934年、この出血性の疾病が脂溶性のビタミンA、D、E、Cを餌に加えても改善されないことから、これらのビタミンの他に新たな栄養因子があることを考えました。それがビタミンKです。
他のビタミンはアルファベットの順に名前が付けられていますが、ビタミンKは血液の凝固に必要なものということから、ドイツ語で凝固を表す「Koagulation」の頭文字から名づけられました。
天然に存在するビタミンKは、大きく分けてビタミンK1(フィロキノン)とビタミンンK2(メナキノン)の2種類あり、どちらも体内でほぼ同じ働きをします。ビタミンK1は主に植物の葉緑体でつくられるため、緑黄色野菜の中でもほうれん草などの緑色の濃い葉野菜や、海藻類などに多く含まれます。ビタミンK2は微生物によって作られるため、納豆をはじめとする発酵食品に多く含まれる他、肉類、卵、乳製品などの動物性食品にも含まれています。体内では腸内細菌によって体に必要な量の半分ほどが合成されます。ビタミンK2には11種類の同族体が存在しますが、中でも食品に含まれるものとして、動物性食品に含まれるものをメナキノン-4、納豆によって生産されるものをメナキノン-7といいます。一般的に指すビタミンKとは、フィロキノン、メナキノン-4、メナキノン-7の総称です。それ以外にもビタミンK3(メナジオン)がありますが、天然には存在しないもので、多量に摂取すると毒性が認められる場合があるため、使用は認められていません。
ビタミンKは体内で血液の凝固と骨の健康に働きかけます。
●血液を凝固させ止血する効果
ケガや内出血を起こした際に、時間が経つと自然に血が止まりますが、これは血液凝固因子であるトロンビンの働きによるものです。出血が起こると、血漿]の中に含まれているフィブリノーゲンという物質が不溶性のフィブリンという物質に変化し、血液がゼラチン状になることで血液が凝固します。この血液凝固過程において、フィブリノーゲンがフィブリンに変化する際に必要になるのが、トロンビンという酵素です。ビタミンKはこのトロンビンの前駆体である、プロトロンビンを肝臓で生成する際に不可欠な成分です。
●骨の健康を保つ効果
ビタミンKには骨にカルシウムを取り込む際に必要な、オステカカルシンというたんぱく質を活性化させる働きがあります。また、骨からカルシウムが排出されるのを抑制する働きもあります。
●ビタミンKの欠乏症
ビタミンKが欠乏すると、けがや内出血の際に血液凝固に時間がかかったり、鼻血が出やすくなることがあります。また骨に十分なカルシウムが取り込まれなくなるため、骨がもろくなってしまします。
ビタミンKは腸内細菌からもつくられるため、基本的に欠乏症の心配はありません。
しかし、長期間抗生物質を服用し腸内細菌が減少していたり、肝臓に障害があり胆汁の分泌が悪い人は欠乏しやすくなります。特に新生児は腸内細菌が少ないため、ビタミンKの合成が不十分になり欠乏しやすく、頭蓋内出血や新生児メレナ(消化管出血)などの出血症を起こし生命に関わることもあります。そのため、出産の数日後にはビタミンK2のシロップを飲ませます。また、母乳にはビタミンKが少ないため、母親が十分に摂取することも大切です。
ビタミンKの成人の目安量は男性75μg、女性65μgです。
多く含まれる食品は納豆1パック50g(435μg)、モロヘイヤ、トウミョウ、カットわかめ、抹茶などです。
食事からとりすぎることはありませんが健康食品による急性の過剰症で貧血や血圧低下がおこる可能性もあります。サプリメントで内容表示成分を見るとわかります。結構たくさんのサプリに含有しているものがあります。
併用してはいけない医薬品は血液凝固防止薬ワーファリンです。ワーファリンの作用が減弱します。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
カール・ピーター・ヘンリク・ダム(Carl Peter Henrik Dam、1895年2月21日 - 1976年4月17日)はデンマークの生化学者で生理学者。
彼はビタミンKの発見と人体におけるその働きの解明によりエドワード・アダルバート・ドイジーとともに1943年度のノーベル生理学・医学賞を受賞。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
今日はビタミンKです。
ビタミンKは1929年にデンマークの生物学者、ヘンリク・ダムによって発見されました。コレステロール代謝に関する研究で脂質を含まない餌でヒヨコを飼育。その結果、ヒヨコの皮下や筋肉などの組織で出血があり血液を採取したところ、凝固しにくいものがあることを発見しました。その後1934年、この出血性の疾病が脂溶性のビタミンA、D、E、Cを餌に加えても改善されないことから、これらのビタミンの他に新たな栄養因子があることを考えました。それがビタミンKです。
他のビタミンはアルファベットの順に名前が付けられていますが、ビタミンKは血液の凝固に必要なものということから、ドイツ語で凝固を表す「Koagulation」の頭文字から名づけられました。
天然に存在するビタミンKは、大きく分けてビタミンK1(フィロキノン)とビタミンンK2(メナキノン)の2種類あり、どちらも体内でほぼ同じ働きをします。ビタミンK1は主に植物の葉緑体でつくられるため、緑黄色野菜の中でもほうれん草などの緑色の濃い葉野菜や、海藻類などに多く含まれます。ビタミンK2は微生物によって作られるため、納豆をはじめとする発酵食品に多く含まれる他、肉類、卵、乳製品などの動物性食品にも含まれています。体内では腸内細菌によって体に必要な量の半分ほどが合成されます。ビタミンK2には11種類の同族体が存在しますが、中でも食品に含まれるものとして、動物性食品に含まれるものをメナキノン-4、納豆によって生産されるものをメナキノン-7といいます。一般的に指すビタミンKとは、フィロキノン、メナキノン-4、メナキノン-7の総称です。それ以外にもビタミンK3(メナジオン)がありますが、天然には存在しないもので、多量に摂取すると毒性が認められる場合があるため、使用は認められていません。
ビタミンKは体内で血液の凝固と骨の健康に働きかけます。
●血液を凝固させ止血する効果
ケガや内出血を起こした際に、時間が経つと自然に血が止まりますが、これは血液凝固因子であるトロンビンの働きによるものです。出血が起こると、血漿]の中に含まれているフィブリノーゲンという物質が不溶性のフィブリンという物質に変化し、血液がゼラチン状になることで血液が凝固します。この血液凝固過程において、フィブリノーゲンがフィブリンに変化する際に必要になるのが、トロンビンという酵素です。ビタミンKはこのトロンビンの前駆体である、プロトロンビンを肝臓で生成する際に不可欠な成分です。
●骨の健康を保つ効果
ビタミンKには骨にカルシウムを取り込む際に必要な、オステカカルシンというたんぱく質を活性化させる働きがあります。また、骨からカルシウムが排出されるのを抑制する働きもあります。
●ビタミンKの欠乏症
ビタミンKが欠乏すると、けがや内出血の際に血液凝固に時間がかかったり、鼻血が出やすくなることがあります。また骨に十分なカルシウムが取り込まれなくなるため、骨がもろくなってしまします。
ビタミンKは腸内細菌からもつくられるため、基本的に欠乏症の心配はありません。
しかし、長期間抗生物質を服用し腸内細菌が減少していたり、肝臓に障害があり胆汁の分泌が悪い人は欠乏しやすくなります。特に新生児は腸内細菌が少ないため、ビタミンKの合成が不十分になり欠乏しやすく、頭蓋内出血や新生児メレナ(消化管出血)などの出血症を起こし生命に関わることもあります。そのため、出産の数日後にはビタミンK2のシロップを飲ませます。また、母乳にはビタミンKが少ないため、母親が十分に摂取することも大切です。
ビタミンKの成人の目安量は男性75μg、女性65μgです。
多く含まれる食品は納豆1パック50g(435μg)、モロヘイヤ、トウミョウ、カットわかめ、抹茶などです。
食事からとりすぎることはありませんが健康食品による急性の過剰症で貧血や血圧低下がおこる可能性もあります。サプリメントで内容表示成分を見るとわかります。結構たくさんのサプリに含有しているものがあります。
併用してはいけない医薬品は血液凝固防止薬ワーファリンです。ワーファリンの作用が減弱します。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

カール・ピーター・ヘンリク・ダム(Carl Peter Henrik Dam、1895年2月21日 - 1976年4月17日)はデンマークの生化学者で生理学者。
彼はビタミンKの発見と人体におけるその働きの解明によりエドワード・アダルバート・ドイジーとともに1943年度のノーベル生理学・医学賞を受賞。
34、健康食品と薬の飲み合わせ(ビタミンD)
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
今日はビタミンDです。
17世紀の英国で始めて報告された病気で、ビタミンD欠乏症のひとつ。見た目の変化として脊椎や四肢骨の湾曲や変形が起こります。
戦前の日本では、背むしとも呼ばれましたが、現在では差別用語として新たな使用は控えられることが多いです。
ヒトだけでなくイヌ・ネコ・ネズミ・トカゲなど若年の脊椎動物でも起こります。
19世紀イギリスの産業革命によって農作業をしていた多くの人々が、空気の悪い工業都市で働くようになりヨーロッパ全体でくる病が流行しました。くる病は、骨が軟らかくなって変形しO脚やX脚などがみられたり、子どもの場合は成長障害が起きる病気です。また、腕や足にけいれんが起こり、呼吸困難や吐き気がみられることもあります。のちにくる病はカルシウム不足が原因であると明らかになりましたが、この頃くる病の症状は非常に重く、死にいたる子どもも多かったため、治療法の研究が行われていました。
1892年、イギリスの研究者パームは、くる病が起こる地域分布と日照量に関係があることを研究、1918年にはイギリスの医師メランビーが、オートミールだけをエサとして屋内で飼育したイヌがくる病を引き起こし、タラ肝油を与えるとくる病が治ることを発見しました。
その後、アメリカの研究者マッカラムがさらに詳しく研究し、1922年にはタラ肝油中のくる病を治す効果がある物質を、アルファベット順に命名するやり方に従ってビタミンDと名づけました。
さらに研究が進み、日光によって紫外線を浴びた食品や動物の体内には、くる病を予防する物質が存在することが明らかになりました。この物質は、紫外線によって体内でビタミンDに変わる前駆物質、プロビタミンDです。1932年にはイギリスの研究者アスキューによってビタミンDの化学構造が解明されました。
ビタミンDの化学名は、カルシウムの働きに深く関わることから、カルシフェロールと名づけられています。
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収がうまくいかなくなり精神的にイライラしやすくなります。
また、大人の場合には骨軟化症、子どもの場合はくる病が起こります。骨軟化症、くる病はどちらも背中、胸、足など体中の骨が変形して曲がってしまう病気です。歯を支える下あごの骨が弱り、歯がぐらぐらするといった症状も見られます。
閉経後の女性や高齢者はカルシウムを十分に摂取していても、ビタミンD不足によって吸収や代謝が悪くなり、骨粗鬆症になりやすくなります。骨粗鬆症は骨がもろくなる病気で、少しの衝撃でも骨折しやすいため、高齢者の寝たきりの原因ともなっています。
ビタミンDやカルシウムの摂取が少ないと、血管へのカルシウム沈着が起こり動脈硬化となる心配もあります。
ビタミンDは、日ごろから適度に日光に当たっていれば欠乏することはほとんどありません。しかし、ビタミンDの摂取が十分でも、肝臓や腎臓の障害によってビタミンDを体内で活性型ビタミンDに変えることができない場合は、欠乏症が起こる場合があります。
ビタミンDを含む食品ですが、野菜や穀物にはほとんど含まれていません。多く含まれるのは魚介類や、きくらげ、干ししいたけなどきのこ類です。油脂で炒めたり、ごまやピーナッツなどの種子類と一緒に食べることで吸収が良くなります。
ビタミンDは脂溶性で体内に蓄積されるため、過剰症に注意が必要な栄養素です。
ビタミンDの大量摂取を続けると、骨からカルシウムが溶け出して血液中のカルシウム濃度が上昇する高カルシウム血症となり、全身倦怠感や食欲不振、嘔吐、下痢、脱水症状、体重減少などの症状が起こります。
また、血管の内側や内臓、筋肉にカルシウムが沈着して動脈硬化や腎不全などの臓器障害といったリスクも高まります。
通常の食事でビタミンDを摂る分には心配ありませんが、ビタミン剤やサプリメントによる摂りすぎには注意です。
薬と併用してはいけないものは、
強心薬ジゴキシン、ジギトキシン、ラニラピッド。
強心薬ジゴキシンの作用を増強すことがあり、ジキタリス中毒の症状、はきけ、嘔吐、不整脈等があらわれるこたがあります。
活性型ビタミンD3製剤、ワンアルファー、ロカルトロール。相加作用により高カルシウム結晶症があらわれる可能性があります。医薬品とサプリメントの併用は避けてください。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
今日はビタミンDです。
17世紀の英国で始めて報告された病気で、ビタミンD欠乏症のひとつ。見た目の変化として脊椎や四肢骨の湾曲や変形が起こります。
戦前の日本では、背むしとも呼ばれましたが、現在では差別用語として新たな使用は控えられることが多いです。
ヒトだけでなくイヌ・ネコ・ネズミ・トカゲなど若年の脊椎動物でも起こります。
19世紀イギリスの産業革命によって農作業をしていた多くの人々が、空気の悪い工業都市で働くようになりヨーロッパ全体でくる病が流行しました。くる病は、骨が軟らかくなって変形しO脚やX脚などがみられたり、子どもの場合は成長障害が起きる病気です。また、腕や足にけいれんが起こり、呼吸困難や吐き気がみられることもあります。のちにくる病はカルシウム不足が原因であると明らかになりましたが、この頃くる病の症状は非常に重く、死にいたる子どもも多かったため、治療法の研究が行われていました。
1892年、イギリスの研究者パームは、くる病が起こる地域分布と日照量に関係があることを研究、1918年にはイギリスの医師メランビーが、オートミールだけをエサとして屋内で飼育したイヌがくる病を引き起こし、タラ肝油を与えるとくる病が治ることを発見しました。
その後、アメリカの研究者マッカラムがさらに詳しく研究し、1922年にはタラ肝油中のくる病を治す効果がある物質を、アルファベット順に命名するやり方に従ってビタミンDと名づけました。
さらに研究が進み、日光によって紫外線を浴びた食品や動物の体内には、くる病を予防する物質が存在することが明らかになりました。この物質は、紫外線によって体内でビタミンDに変わる前駆物質、プロビタミンDです。1932年にはイギリスの研究者アスキューによってビタミンDの化学構造が解明されました。
ビタミンDの化学名は、カルシウムの働きに深く関わることから、カルシフェロールと名づけられています。
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収がうまくいかなくなり精神的にイライラしやすくなります。
また、大人の場合には骨軟化症、子どもの場合はくる病が起こります。骨軟化症、くる病はどちらも背中、胸、足など体中の骨が変形して曲がってしまう病気です。歯を支える下あごの骨が弱り、歯がぐらぐらするといった症状も見られます。
閉経後の女性や高齢者はカルシウムを十分に摂取していても、ビタミンD不足によって吸収や代謝が悪くなり、骨粗鬆症になりやすくなります。骨粗鬆症は骨がもろくなる病気で、少しの衝撃でも骨折しやすいため、高齢者の寝たきりの原因ともなっています。
ビタミンDやカルシウムの摂取が少ないと、血管へのカルシウム沈着が起こり動脈硬化となる心配もあります。
ビタミンDは、日ごろから適度に日光に当たっていれば欠乏することはほとんどありません。しかし、ビタミンDの摂取が十分でも、肝臓や腎臓の障害によってビタミンDを体内で活性型ビタミンDに変えることができない場合は、欠乏症が起こる場合があります。
ビタミンDを含む食品ですが、野菜や穀物にはほとんど含まれていません。多く含まれるのは魚介類や、きくらげ、干ししいたけなどきのこ類です。油脂で炒めたり、ごまやピーナッツなどの種子類と一緒に食べることで吸収が良くなります。
ビタミンDは脂溶性で体内に蓄積されるため、過剰症に注意が必要な栄養素です。
ビタミンDの大量摂取を続けると、骨からカルシウムが溶け出して血液中のカルシウム濃度が上昇する高カルシウム血症となり、全身倦怠感や食欲不振、嘔吐、下痢、脱水症状、体重減少などの症状が起こります。
また、血管の内側や内臓、筋肉にカルシウムが沈着して動脈硬化や腎不全などの臓器障害といったリスクも高まります。
通常の食事でビタミンDを摂る分には心配ありませんが、ビタミン剤やサプリメントによる摂りすぎには注意です。
薬と併用してはいけないものは、
強心薬ジゴキシン、ジギトキシン、ラニラピッド。
強心薬ジゴキシンの作用を増強すことがあり、ジキタリス中毒の症状、はきけ、嘔吐、不整脈等があらわれるこたがあります。
活性型ビタミンD3製剤、ワンアルファー、ロカルトロール。相加作用により高カルシウム結晶症があらわれる可能性があります。医薬品とサプリメントの併用は避けてください。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

33、健康食品と薬の飲み合わせ(ビタミンE)
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
ビタミン過剰症は、特定のビタミンを過剰に摂取をする事で起きる中毒症状です。ビタミンの摂取は、食品からの摂取が一般的でありますが、近年ではサプリメントを大量に服用する事でビタミン過剰症が起こりやすくなっています。ビタミンを取りすぎると体調不良などを起こすビタミン過剰症があります。特に脂溶性ビタミンの摂取しすぎには注意が必要です。
今日はビタミンEです。
ビタミンE発見の端緒は、マッティル(H. A. Mattill)らが1920年にラットを脱脂粉乳で飼育すると繁殖が出来なくなることを見つけたことですエバンス (H. M. Evans) とビショップ (K.S. Bishop)が、既知のビタミンを含む試料でラットを飼育すると不妊症になるが、これにレタスを与えると回復することを見いだしました。この物質は、脂溶性化合物であったことから1924年にシュア(B. Sure)がビタミンEと命名。不妊を防ぐ栄養素として小麦胚芽油から抽出されました。
化学名はトコフェロールといい、ギリシア語でTocosは「子どもを生む」、pheroは「力を与える」という意味です。
ビタミンEが医学的に広く知られるようになったのは1936年になってからのことです。
その後、天然のビタミンEは8種類存在することがわかり、1956年までにそれらの化学構造が明らかになり、それぞれに名付けられています。
トコフェロールとトコトリエノールに分けられ、それぞれα (アルファ)、β (ベータ)、γ (ガンマ)、δ (デルタ)-トコフェロールとα、β、γ、δ-トコトリエノールの8種類が存在し、これらを総称してビタミンEといいます。その中でも特に、α-トコフェロールが最も強い活性を持つ代表的なビタミンEで、体内にあるビタミンEの90%を占めています。
ビタミンEは植物油や種実類をはじめとする多くの食品に含まれており、油と一緒に調理をすることでより吸収率が高まります。ただし加熱や劣化でビタミンEが減少するため、古い油よりも新しい油を使うことが大切です。また、ビタミンEは油脂に溶ける脂溶性ビタミンのため、水洗いなどで失われる心配はありません。熱や酸では壊れにくく、光・紫外線・鉄などには不安定で分解されやすい性質を持っています。
体内では特に細胞膜の中に存在し、肝臓、脂肪組織、心臓、筋肉、血液、副腎、子宮など多くの組織で蓄えられます。
ビタミンEが含まれる食品
ナッツ類:アーモンド、落花生、ヘーゼルナッツなど
植物油:ひまわり油、サフラワー油、コーン油、綿実油など
魚介類:うなぎのかばやき、にじます、あゆ、はまちなど
その他:小麦胚芽、モロヘイヤ、かぼちゃ、菜の花、卵
ビタミンEが不足してくると貧血をはじめ動脈硬化やがん、冷え性、肩こり、肌のしみなどの原因になるといわれています。
サプリメント、製剤には、老化を防ぎたい、生活習慣病を予防したい、血流を改善したい、美肌を目指したい方にオススメですと販売されることが多いです。
さて、そんなビタミンEですが近年、慶応大学などの研究グループによって、ビタミンEの過剰摂取が骨粗しょう症を引き起こす可能性が報告されました。骨粗しょう症は骨の密度が低下する症状であり、骨の変形、骨の痛みおよび骨折の原因であると考えられています。
骨は、骨を作る「骨芽細胞」と骨を壊す「破骨細胞」の働きにより維持されており、骨芽細胞と破骨細胞の働きのバランスが崩れることにより骨粗しょう症が引き起こされます。これまで、ビタミンKやビタミンDが骨の形成または維持に深く関わっていることはよく知られていましたが、ビタミンEの骨形成への影響についてはよく分かっていませんでした。
正常マウスまたは正常ラットに高濃度のビタミンEを含んだ餌(餌100 g当たり60 mgビタミンEを含有)を8週間投与した結果、ビタミンEを投与した群の骨量が減少し、骨粗鬆症のような現象が認められたことを報告しています。ビタミンEは破骨細胞の巨大化に必要なタンパク質の産生を誘導させることも確認されています。
この研究成果は、ビタミンEを過剰摂取すると骨粗しょう症を引き起こす可能性があることを示唆するものですが、ビタミンEサプリメントの服用を直ちに中止する必要はありません。
今回、マウスに投与したビタミンEの量をヒトの場合に換算すると体重60 kgの成人が毎日約1800 mgのビタミンEを飲むことに相当します。
厚生労働省によると、ビタミンEの摂取目安量は6.5 ~ 7.0 mg/日であり、耐容上限量は650 mg/日(70歳以上女性)です。
今回の研究は、摂取目安量の服用は影響がないですが、高齢の女性など骨粗しょう症のリスクの高い人は、ビタミンEの過剰摂取には特に注意です。健康に良い効果が期待される栄養補助食品であっても、必要以上の摂取は逆に害になることもあります。
一緒に併用してはいけない医薬品は
大量のビタミンEにより、出血傾向が強くなる可能性があるもの
硫酸クロピドグレル(プラビックス)
塩酸チクロピジン(パナルジン)
アスピリン(バイアスピリン、バファリン)
ワルファリン
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
ビタミン過剰症は、特定のビタミンを過剰に摂取をする事で起きる中毒症状です。ビタミンの摂取は、食品からの摂取が一般的でありますが、近年ではサプリメントを大量に服用する事でビタミン過剰症が起こりやすくなっています。ビタミンを取りすぎると体調不良などを起こすビタミン過剰症があります。特に脂溶性ビタミンの摂取しすぎには注意が必要です。
今日はビタミンEです。
ビタミンE発見の端緒は、マッティル(H. A. Mattill)らが1920年にラットを脱脂粉乳で飼育すると繁殖が出来なくなることを見つけたことですエバンス (H. M. Evans) とビショップ (K.S. Bishop)が、既知のビタミンを含む試料でラットを飼育すると不妊症になるが、これにレタスを与えると回復することを見いだしました。この物質は、脂溶性化合物であったことから1924年にシュア(B. Sure)がビタミンEと命名。不妊を防ぐ栄養素として小麦胚芽油から抽出されました。
化学名はトコフェロールといい、ギリシア語でTocosは「子どもを生む」、pheroは「力を与える」という意味です。
ビタミンEが医学的に広く知られるようになったのは1936年になってからのことです。
その後、天然のビタミンEは8種類存在することがわかり、1956年までにそれらの化学構造が明らかになり、それぞれに名付けられています。
トコフェロールとトコトリエノールに分けられ、それぞれα (アルファ)、β (ベータ)、γ (ガンマ)、δ (デルタ)-トコフェロールとα、β、γ、δ-トコトリエノールの8種類が存在し、これらを総称してビタミンEといいます。その中でも特に、α-トコフェロールが最も強い活性を持つ代表的なビタミンEで、体内にあるビタミンEの90%を占めています。
ビタミンEは植物油や種実類をはじめとする多くの食品に含まれており、油と一緒に調理をすることでより吸収率が高まります。ただし加熱や劣化でビタミンEが減少するため、古い油よりも新しい油を使うことが大切です。また、ビタミンEは油脂に溶ける脂溶性ビタミンのため、水洗いなどで失われる心配はありません。熱や酸では壊れにくく、光・紫外線・鉄などには不安定で分解されやすい性質を持っています。
体内では特に細胞膜の中に存在し、肝臓、脂肪組織、心臓、筋肉、血液、副腎、子宮など多くの組織で蓄えられます。
ビタミンEが含まれる食品
ナッツ類:アーモンド、落花生、ヘーゼルナッツなど
植物油:ひまわり油、サフラワー油、コーン油、綿実油など
魚介類:うなぎのかばやき、にじます、あゆ、はまちなど
その他:小麦胚芽、モロヘイヤ、かぼちゃ、菜の花、卵
ビタミンEが不足してくると貧血をはじめ動脈硬化やがん、冷え性、肩こり、肌のしみなどの原因になるといわれています。
サプリメント、製剤には、老化を防ぎたい、生活習慣病を予防したい、血流を改善したい、美肌を目指したい方にオススメですと販売されることが多いです。
さて、そんなビタミンEですが近年、慶応大学などの研究グループによって、ビタミンEの過剰摂取が骨粗しょう症を引き起こす可能性が報告されました。骨粗しょう症は骨の密度が低下する症状であり、骨の変形、骨の痛みおよび骨折の原因であると考えられています。
骨は、骨を作る「骨芽細胞」と骨を壊す「破骨細胞」の働きにより維持されており、骨芽細胞と破骨細胞の働きのバランスが崩れることにより骨粗しょう症が引き起こされます。これまで、ビタミンKやビタミンDが骨の形成または維持に深く関わっていることはよく知られていましたが、ビタミンEの骨形成への影響についてはよく分かっていませんでした。
正常マウスまたは正常ラットに高濃度のビタミンEを含んだ餌(餌100 g当たり60 mgビタミンEを含有)を8週間投与した結果、ビタミンEを投与した群の骨量が減少し、骨粗鬆症のような現象が認められたことを報告しています。ビタミンEは破骨細胞の巨大化に必要なタンパク質の産生を誘導させることも確認されています。
この研究成果は、ビタミンEを過剰摂取すると骨粗しょう症を引き起こす可能性があることを示唆するものですが、ビタミンEサプリメントの服用を直ちに中止する必要はありません。
今回、マウスに投与したビタミンEの量をヒトの場合に換算すると体重60 kgの成人が毎日約1800 mgのビタミンEを飲むことに相当します。
厚生労働省によると、ビタミンEの摂取目安量は6.5 ~ 7.0 mg/日であり、耐容上限量は650 mg/日(70歳以上女性)です。
今回の研究は、摂取目安量の服用は影響がないですが、高齢の女性など骨粗しょう症のリスクの高い人は、ビタミンEの過剰摂取には特に注意です。健康に良い効果が期待される栄養補助食品であっても、必要以上の摂取は逆に害になることもあります。
一緒に併用してはいけない医薬品は
大量のビタミンEにより、出血傾向が強くなる可能性があるもの
硫酸クロピドグレル(プラビックス)
塩酸チクロピジン(パナルジン)
アスピリン(バイアスピリン、バファリン)
ワルファリン
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

32、健康食品と薬の飲み合わせ(ビタミンB6)
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
今日はビタミンB6です。
ビタミンB6は、1934年にドイツの研究者ジエルジーによって、ビタミンB欠乏食で飼育したラットに起こる皮膚炎を予防する物質として発見されました。1938年には酵母エキス、米ぬかなどから抽出され、日本の理化学研究所のグループを含む世界の5か所の研究者が、物質の結晶化に成功したことをほとんど同時に発表しました。
その翌年、ドイツの生化学者クーンとジエルジーによって構造が決定され、ジエルジーはその化合物をピリドキシンと名付けました。また、当時ビタミンB1~B5がすでに知られていたことから、ビタミンB6とも命名しました。その後、よく似た働きをする成分がほかにも複数あることが明らかになり、現在では7種類の化合物 (ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミンと、そのリン酸化合物)がビタミンB6として働く物質として認められています。
ビタミンB6は食品から摂る以外に腸内細菌からもつくられるため、欠乏症が起こることはほとんどありませんが、妊娠中や、ピル (経口避妊薬)を飲み続けている時は、女性ホルモンの関係でビタミンB6の必要量が増加し、不足しやすくなります。
また、抗生物質を長期間服用していると、腸内細菌のバランスが崩れることによって、ビタミンB6を合成する働きが低下しビタミンB6の欠乏症が起こることがあります。
ビタミンB6が欠乏すると、様々な代謝異常が起こり、特に皮膚と粘膜にトラブルが起きやすくなります。症状としては、舌炎、口内炎、口角炎、結膜炎や、目・鼻・耳などに脂漏性皮膚炎 などが見られます。
また、神経に異常が出て、末梢神経障害、けいれん、手足のしびれ、眠気、不眠症、食欲不振、倦怠感、情緒不安定、中枢神経の異常などが起こることがあります。
ビタミンB6は、血液中で鉄を運ぶヘモグロビンという物質を合成する時にも必要な栄養素なので、不足すると貧血が起こります。
●ビタミンB6の働き
ビタミンB6はたんぱく質の代謝に欠かせない栄養素で、たんぱく質の摂取量が多いほどビタミンB6の必要量も多くなります。日本では食の欧米化が進み、肉を食べる人が多くなったことからビタミンB6の働きが注目されるようになりました。
肉や魚、卵などのたんぱく質は、体内でアミノ酸に分解され、吸収されたのち、人間の体に必要なたんぱく質に再合成されます。アミノ酸にも様々な種類がありますが、ひとつでも足りないアミノ酸があるとたんぱく質の合成はうまくいかなくなる可能性があります。
また、ビタミンB6は神経伝達物質の合成にも関わっています。
神経伝達物質は、脳の神経細胞の間で情報の橋渡しをしている物質です。神経伝達物質にはGABA (γ-アミノ酪酸)やα-アミノ酪酸、セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどがあり、これらが合成される時にはアミノ酸が使われています。ビタミンB6はアミノ酸の代謝と関わっているため、神経伝達物質の合成を促進する作用があります。
ビタミンB6の働きは、たんぱく質の代謝に欠かせない栄養素で、たんぱく質の摂取量が多いほどビタミンB6の必要量も多くなります。
日本では食の欧米化が進み、肉を食べる人が多くなったことからビタミンB6不足の若者、そして、単身赴任のサリーマンなど特に不足も目立つ。
肉や魚、卵などのたんぱく質は、体内でアミノ酸に分解され、吸収されたのち、人間の体に必要な必須アミノ酸は、たんぱく質に再合成されます。アミノ酸にも様々な種類がありますが、ひとつでも足りないアミノ酸があるとたんぱく質の合成はうまくいきません。
また、ビタミンB6は神経伝達物質の合成にも関わっています。
神経伝達物質は、脳の神経細胞の間で情報の橋渡しをしている物質です。神経伝達物質にはGABA (γ-アミノ酪酸)やセロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどがあり、これらが合成される時にはアミノ酸が必ず使われます。ビタミンB6はアミノ酸の代謝と関わっているため、神経伝達物質の合成を促進する作用がありなくてはならない栄養素です。
注意点として、食品から摂る場合には、体内で余分なビタミンB6は排泄されるため過剰症の心配はありませんが、ビタミン剤やサプリメントによって1日200~500 mgの大量摂取を続けると、腎臓結石ができたり、感覚神経障害がみられることがあります。これは、感覚情報を伝える神経が正常に働かなくなることで、手足にしびれや痛みなどがみられたり、様々な感覚を正常に認識できなくなるものです。このため、日本人の食事摂取基準 には耐容上限量 が設けられています。
一緒に併用してはいけない医薬品
パーキンソン病治療薬 レボドパ(ドパストン)など
レボドパのたいしゃを進め作用減弱させるためです。いずれにしろ、天然の植物、野菜などに含まれているビタミンB6は、単体ではなくその他のビタミン、ミネラルも含まれているので、過剰症は問題にはなりませんが、人工的につくられた単体のものは、十分に注意が必要です。
明日は、ビタミンEです。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
今日はビタミンB6です。
ビタミンB6は、1934年にドイツの研究者ジエルジーによって、ビタミンB欠乏食で飼育したラットに起こる皮膚炎を予防する物質として発見されました。1938年には酵母エキス、米ぬかなどから抽出され、日本の理化学研究所のグループを含む世界の5か所の研究者が、物質の結晶化に成功したことをほとんど同時に発表しました。
その翌年、ドイツの生化学者クーンとジエルジーによって構造が決定され、ジエルジーはその化合物をピリドキシンと名付けました。また、当時ビタミンB1~B5がすでに知られていたことから、ビタミンB6とも命名しました。その後、よく似た働きをする成分がほかにも複数あることが明らかになり、現在では7種類の化合物 (ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミンと、そのリン酸化合物)がビタミンB6として働く物質として認められています。
ビタミンB6は食品から摂る以外に腸内細菌からもつくられるため、欠乏症が起こることはほとんどありませんが、妊娠中や、ピル (経口避妊薬)を飲み続けている時は、女性ホルモンの関係でビタミンB6の必要量が増加し、不足しやすくなります。
また、抗生物質を長期間服用していると、腸内細菌のバランスが崩れることによって、ビタミンB6を合成する働きが低下しビタミンB6の欠乏症が起こることがあります。
ビタミンB6が欠乏すると、様々な代謝異常が起こり、特に皮膚と粘膜にトラブルが起きやすくなります。症状としては、舌炎、口内炎、口角炎、結膜炎や、目・鼻・耳などに脂漏性皮膚炎 などが見られます。
また、神経に異常が出て、末梢神経障害、けいれん、手足のしびれ、眠気、不眠症、食欲不振、倦怠感、情緒不安定、中枢神経の異常などが起こることがあります。
ビタミンB6は、血液中で鉄を運ぶヘモグロビンという物質を合成する時にも必要な栄養素なので、不足すると貧血が起こります。
●ビタミンB6の働き
ビタミンB6はたんぱく質の代謝に欠かせない栄養素で、たんぱく質の摂取量が多いほどビタミンB6の必要量も多くなります。日本では食の欧米化が進み、肉を食べる人が多くなったことからビタミンB6の働きが注目されるようになりました。
肉や魚、卵などのたんぱく質は、体内でアミノ酸に分解され、吸収されたのち、人間の体に必要なたんぱく質に再合成されます。アミノ酸にも様々な種類がありますが、ひとつでも足りないアミノ酸があるとたんぱく質の合成はうまくいかなくなる可能性があります。
また、ビタミンB6は神経伝達物質の合成にも関わっています。
神経伝達物質は、脳の神経細胞の間で情報の橋渡しをしている物質です。神経伝達物質にはGABA (γ-アミノ酪酸)やα-アミノ酪酸、セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどがあり、これらが合成される時にはアミノ酸が使われています。ビタミンB6はアミノ酸の代謝と関わっているため、神経伝達物質の合成を促進する作用があります。
ビタミンB6の働きは、たんぱく質の代謝に欠かせない栄養素で、たんぱく質の摂取量が多いほどビタミンB6の必要量も多くなります。
日本では食の欧米化が進み、肉を食べる人が多くなったことからビタミンB6不足の若者、そして、単身赴任のサリーマンなど特に不足も目立つ。
肉や魚、卵などのたんぱく質は、体内でアミノ酸に分解され、吸収されたのち、人間の体に必要な必須アミノ酸は、たんぱく質に再合成されます。アミノ酸にも様々な種類がありますが、ひとつでも足りないアミノ酸があるとたんぱく質の合成はうまくいきません。
また、ビタミンB6は神経伝達物質の合成にも関わっています。
神経伝達物質は、脳の神経細胞の間で情報の橋渡しをしている物質です。神経伝達物質にはGABA (γ-アミノ酪酸)やセロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどがあり、これらが合成される時にはアミノ酸が必ず使われます。ビタミンB6はアミノ酸の代謝と関わっているため、神経伝達物質の合成を促進する作用がありなくてはならない栄養素です。
注意点として、食品から摂る場合には、体内で余分なビタミンB6は排泄されるため過剰症の心配はありませんが、ビタミン剤やサプリメントによって1日200~500 mgの大量摂取を続けると、腎臓結石ができたり、感覚神経障害がみられることがあります。これは、感覚情報を伝える神経が正常に働かなくなることで、手足にしびれや痛みなどがみられたり、様々な感覚を正常に認識できなくなるものです。このため、日本人の食事摂取基準 には耐容上限量 が設けられています。
一緒に併用してはいけない医薬品
パーキンソン病治療薬 レボドパ(ドパストン)など
レボドパのたいしゃを進め作用減弱させるためです。いずれにしろ、天然の植物、野菜などに含まれているビタミンB6は、単体ではなくその他のビタミン、ミネラルも含まれているので、過剰症は問題にはなりませんが、人工的につくられた単体のものは、十分に注意が必要です。
明日は、ビタミンEです。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
31、健康食品と薬の飲み合わせ(ビタミンA)
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
1922年イギリスの科学者ドラモンドが脂溶性AをビタミンAと命名しました。しかし、この時のビタミンAは複数の物質から成り立っていました。後にくる病 を防ぐ因子を除いたものがビタミンAであると定義づけら現代にいたっています。
ビタミンAとは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、目の健康維持や、皮膚を正常に保つ働きがあります。しかし多く摂りすぎると肝臓に蓄積し、不調を起こす原因になります。
カロテノイドは天然色素の一種で、このうち炭素と水素のみでできているものをカロテンといいます。
カロテンは体内に入ると、ビタミンAと同じ働きをする物質に変換されます。このようなビタミンAの前駆物質 をプロビタミンAといい、カロテンにはβ-カロテン、α-カロテン、クリプトキサンチンなど約50種類ほどのプロビタミンAが知られています。野菜に含まれるカロテンのほとんどがβ-カロテンです。
カロテンは吸収されにくい成分で、β-カロテンの吸収率は食品の種類や調理法、食べる人の健康状態によって大きく異なります。油に溶けると吸収率が良くなるため、緑黄色野菜を油で炒めたり、生の場合はドレッシングをかけるなどして油脂と一緒に摂ると、効率良く摂ることができます。
ビタミンAの吸収率は70~90%と高く、どのような調理法でもしっかり吸収されます。
ビタミンAは脂溶性のため、食材を水洗いしてもビタミンAが失われる心配はありませんが、熱にはやや弱く、酸化、乾燥、高温で壊れやすい性質を持っています。
ビタミンAは健康な人の場合、肝臓で十分に貯蔵されているため不足する危険はほとんどありません。
しかし、アルコールを大量に摂取すると、貯蔵されているビタミンAが消耗されてしまいます。また、ビタミンAは体内でも脂質に溶けているため、脂肪便症 や脂質の吸収不良、たんぱく質欠乏、エネルギー欠乏などによりビタミンA欠乏症が起こる場合があります。
ビタミンA欠乏症の代表的な症状は、目が見えにくくなることです。目の角膜や粘膜がダメージを受けたり、光を過剰にまぶしく感じるなどの目の不調、暗闇や夜間にものが見えにくくなる夜盲症などが起こります。夜盲症は、夜に鳥の視力が低下するといわれることから、鳥目と呼ばれることもあります。症状が悪化すると、視力が落ち失明する場合があります。
また、皮膚や爪、粘膜が乾燥して弱くなるため、免疫力が下がりウイルスや細菌に感染しやすくなります。
乳児や幼児で不足すると、目が異常に乾燥する角膜乾燥症が起こります。
成長期にビタミンAが不足すると、骨や神経が十分に発達できないなどの成長障害が起こります。
妊娠中の場合には、胎児の奇形が起こることもあります。
●ビタミンAの過剰症
ビタミンAは脂溶性のため、摂りすぎると体内に蓄積されます。中でも動物性食品に含まれるレチノールは、過剰に摂取した場合肝臓に蓄積され、頭痛、吐き気、発疹、脱毛、筋肉痛、疲労感、皮膚の角質化、肝臓肥大など、多くの不調を引き起こします。悪化すると骨障害、脂肪肝 、脳圧亢進症 などにもつながります。
妊娠初期にビタミンAを過剰摂取すると、胎児に奇形の発生率が高くなることがある、ということもわかっています。
植物性食品に含まれるカロテンは、体内で必要な量だけビタミンAとなるので過剰症の心配はなく、多量に摂っても一時的に肌が黄色っぽくなる程度です。
ビタミンAに変換されず残ったカロテンは、体内で抗酸化物質として働きます。
このため、ビタミンAの基準を考える時には、「レチノール当量」という、レチノール・β-カロテンのビタミンAとしての効力を、レチノールの量に換算した数値を使います。
摂取の基準値は表の通りです。耐容上限量 は、プロビタミンAであるカロテノイドを含まないレチノールの量で示されています。
ほとんどの方がビタミン剤だから副作用が無いだろう的に添付文書を読んだことがない、また、見もしないという人もいると思います。エイ⚪️⚪️のチョ⚪️⚪️A錠の添付文書です。
妊婦さんだから栄養を補給しようと思ってビタミンAなどを安易に過剰に摂りすぎるとよくないです。ニキビの塗り薬にも副作用が書いてあります。また、美白化粧品ドクターズコスメなどにもこの成分が含まれています。
皮膚の病気の特効薬のビタミンAが逆に皮膚炎を起こすビタミンAやトレチノインは皮膚の難病からニキビまで広く有効性が知られています。そんな頼りになるビタミンAの過剰な使用に警鐘をならした研究報告もあります。
シロクマを食べる習慣があるイヌイットの人たちに皮膚炎が多いことが知られていますが、原因としてビタミンAがたっぷり含まれる肝臓を食べるからじゃないかと考えられていました。つまり、皮膚の病気に効果があるはずのビタミンAが皮膚のトラブルを起こしているんじゃないかというわけです。
この研究でわかったことは繊維芽細胞(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生み出す細胞)でビタミンAの濃度が自然にコントロールされている為に、過剰なビタミンAを摂取するとこにより濃度を調整するシステムが働かなくなるのではといわれています。
併用してはいけない医薬品
抗悪性腫瘍薬 トレチノイン(ベサノイド)
角化症治療剤 エトレチナート(チガソン)
テトラサイクリン系抗生物質 塩酸テトラサイクリン(アクロマイシン)
血栓凝固防止薬 ワルファリン
明日は、ビタミンB6です。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
1922年イギリスの科学者ドラモンドが脂溶性AをビタミンAと命名しました。しかし、この時のビタミンAは複数の物質から成り立っていました。後にくる病 を防ぐ因子を除いたものがビタミンAであると定義づけら現代にいたっています。
ビタミンAとは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、目の健康維持や、皮膚を正常に保つ働きがあります。しかし多く摂りすぎると肝臓に蓄積し、不調を起こす原因になります。
カロテノイドは天然色素の一種で、このうち炭素と水素のみでできているものをカロテンといいます。
カロテンは体内に入ると、ビタミンAと同じ働きをする物質に変換されます。このようなビタミンAの前駆物質 をプロビタミンAといい、カロテンにはβ-カロテン、α-カロテン、クリプトキサンチンなど約50種類ほどのプロビタミンAが知られています。野菜に含まれるカロテンのほとんどがβ-カロテンです。
カロテンは吸収されにくい成分で、β-カロテンの吸収率は食品の種類や調理法、食べる人の健康状態によって大きく異なります。油に溶けると吸収率が良くなるため、緑黄色野菜を油で炒めたり、生の場合はドレッシングをかけるなどして油脂と一緒に摂ると、効率良く摂ることができます。
ビタミンAの吸収率は70~90%と高く、どのような調理法でもしっかり吸収されます。
ビタミンAは脂溶性のため、食材を水洗いしてもビタミンAが失われる心配はありませんが、熱にはやや弱く、酸化、乾燥、高温で壊れやすい性質を持っています。
ビタミンAは健康な人の場合、肝臓で十分に貯蔵されているため不足する危険はほとんどありません。
しかし、アルコールを大量に摂取すると、貯蔵されているビタミンAが消耗されてしまいます。また、ビタミンAは体内でも脂質に溶けているため、脂肪便症 や脂質の吸収不良、たんぱく質欠乏、エネルギー欠乏などによりビタミンA欠乏症が起こる場合があります。
ビタミンA欠乏症の代表的な症状は、目が見えにくくなることです。目の角膜や粘膜がダメージを受けたり、光を過剰にまぶしく感じるなどの目の不調、暗闇や夜間にものが見えにくくなる夜盲症などが起こります。夜盲症は、夜に鳥の視力が低下するといわれることから、鳥目と呼ばれることもあります。症状が悪化すると、視力が落ち失明する場合があります。
また、皮膚や爪、粘膜が乾燥して弱くなるため、免疫力が下がりウイルスや細菌に感染しやすくなります。
乳児や幼児で不足すると、目が異常に乾燥する角膜乾燥症が起こります。
成長期にビタミンAが不足すると、骨や神経が十分に発達できないなどの成長障害が起こります。
妊娠中の場合には、胎児の奇形が起こることもあります。
●ビタミンAの過剰症
ビタミンAは脂溶性のため、摂りすぎると体内に蓄積されます。中でも動物性食品に含まれるレチノールは、過剰に摂取した場合肝臓に蓄積され、頭痛、吐き気、発疹、脱毛、筋肉痛、疲労感、皮膚の角質化、肝臓肥大など、多くの不調を引き起こします。悪化すると骨障害、脂肪肝 、脳圧亢進症 などにもつながります。
妊娠初期にビタミンAを過剰摂取すると、胎児に奇形の発生率が高くなることがある、ということもわかっています。
植物性食品に含まれるカロテンは、体内で必要な量だけビタミンAとなるので過剰症の心配はなく、多量に摂っても一時的に肌が黄色っぽくなる程度です。
ビタミンAに変換されず残ったカロテンは、体内で抗酸化物質として働きます。
このため、ビタミンAの基準を考える時には、「レチノール当量」という、レチノール・β-カロテンのビタミンAとしての効力を、レチノールの量に換算した数値を使います。
摂取の基準値は表の通りです。耐容上限量 は、プロビタミンAであるカロテノイドを含まないレチノールの量で示されています。
ほとんどの方がビタミン剤だから副作用が無いだろう的に添付文書を読んだことがない、また、見もしないという人もいると思います。エイ⚪️⚪️のチョ⚪️⚪️A錠の添付文書です。
妊婦さんだから栄養を補給しようと思ってビタミンAなどを安易に過剰に摂りすぎるとよくないです。ニキビの塗り薬にも副作用が書いてあります。また、美白化粧品ドクターズコスメなどにもこの成分が含まれています。
皮膚の病気の特効薬のビタミンAが逆に皮膚炎を起こすビタミンAやトレチノインは皮膚の難病からニキビまで広く有効性が知られています。そんな頼りになるビタミンAの過剰な使用に警鐘をならした研究報告もあります。
シロクマを食べる習慣があるイヌイットの人たちに皮膚炎が多いことが知られていますが、原因としてビタミンAがたっぷり含まれる肝臓を食べるからじゃないかと考えられていました。つまり、皮膚の病気に効果があるはずのビタミンAが皮膚のトラブルを起こしているんじゃないかというわけです。
この研究でわかったことは繊維芽細胞(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生み出す細胞)でビタミンAの濃度が自然にコントロールされている為に、過剰なビタミンAを摂取するとこにより濃度を調整するシステムが働かなくなるのではといわれています。
併用してはいけない医薬品
抗悪性腫瘍薬 トレチノイン(ベサノイド)
角化症治療剤 エトレチナート(チガソン)
テトラサイクリン系抗生物質 塩酸テトラサイクリン(アクロマイシン)
血栓凝固防止薬 ワルファリン
明日は、ビタミンB6です。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。






