【あなたの腸の中で水素がつくられている】
水素水を飲むと体にいいと飲んでる人がいます。
いいか?悪いか?はおいといて。
そんな水素は、私たちの腸でつくられています。
1gの糖質が腸内細菌によって発酵すると150㏄の二酸化炭素と50㏄の水素ガスを作ります。
腸で作られたガスは体内に吸収されて、呼吸や皮膚、汗から排出されます。
腸で作られた水素ガスの14%が呼吸で排出されます。
体内の水素は活性酸素を除去します。腸内細菌を発酵型にして、体内ガスの水素を増やして有害ガスの発生を抑えれば、病気も予防できます。
腸内細菌が除去する水素は、老化に関わる活性酸素を消失させる効果があります。
生体ガス中の水素は腸内の細菌が食べ物を発酵させる際に増加する。
腸内細菌が「糖質」を発酵分解すると『水素』を産生します。
腸内細菌が「糖質1g」を発酵分解する時に『水素』が約50ml 産生されます。
腸内細菌が発酵分解して『水素』を産生する糖質とは、ショ糖やアルファデンプンなどの『消化吸収性糖質』ではなく、難消化性デンプン、難消化性オリゴ糖・糖アルコール、食物繊維などの『難消化吸収性糖質』です。
こんな、実験がされました。
国立循環器病センターが1月に発表した医療情報男女8人に普通のカレーと、香辛料のターメリックが入っていないカレーを食べてもらい、水素量を測定。
普通のカレーでは30分後に水素量が約1・5倍に増えたが、ターメリックがないものではこうした急増が起きなかった。
ターメリックで腸の運動が活発になり、細菌による発酵が促進されたそうです。
水を飲むのがいいのか?
それとも今日の 晩御飯はカレーにしたほうがいいのか?