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人が口から摂取するものは食品か医薬品のどちらかです。多種多様の食べもの、健食、サプリ、薬、口にするものついてもっと真剣に考えてみましょう。メタボリズム栄養学理論の極意。なぜ病気になるの?なぜおしっこ・息をするの?メカニズムを知る。

◆もしかして、歯科治療で使用されてきたアマルガム(水銀)が病気の原因かも?

こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。

もしあなたの、アレルギー、アトピー、掌蹠膿疱症などの疾患が歯科院で治療されたアマルガムが原因で病気が治らないとしたら怖い事です。

アマルガムは歯科医が、虫歯を削った部分に簡単に詰め込むことができ安価に仕入れることができたということで、日本でも、実際1970年代以降はその量が減ってきているといっても1999年でおよそ700キログラムの水銀が歯科用に使われました。

スウェーデン政府が1987年、イギリスが1998年に妊婦がアマルガムの詰め物をしないように警告。

その理由はアマルガムに含まれている水銀が母体から胎児に移って悪影響を防ぐためでした。

水銀には生殖毒性(生殖機能、ホルモン系の毒性)が知られています。
そんな理由からかアメリカ、カリフォルニア州では消費者団体が提訴も起こしています。

アマルガムの成分は銀35%、錫9%、銅6%、に少量の亜鉛、残りが水銀でできています。アマルガムの成分、半分が水銀ということです。

口の中で、少しづつ流れ出した水銀はイオン化して体内に入ってきます。金属から溶け出した陽イオンが、金属と直接触れている舌やくちびる、歯ぐきなどの部分に反応すると炎症を起こします。

また、陽イオンは、唾液を介して血液の中に溶け込み、体の色々な部分に運ばれていきます。
そして皮膚や粘膜のタンパク質と金属イオンが結合すると、本来体が持っているタイプのタンパク質に変化します。

このタンパク質に対して免疫細胞が過剰に反応するとアレルギーが起こるのです。
アレルギー、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症が、原因物質のあの詰め物を取り除いただけで治ったと言う事例もたくさんあります。

しかしアマルガムの場合、溶け出すのはイオン化水銀化合物であり、これがタンパク質と結合すると皮膚炎だけでなく、肝臓や腎臓、そして脳に悪影響及ぼすことが知られています。

また蒸発した水銀蒸気はすぐに組織の中に吸収され全身に広がっていきます。
その結果、感覚の異常や、イライラ、めまいといった症状を起こす可能性があります。

あごや首のニキビがなかなか治らない。そんな原因を調べてみたら下あご治療に使われたアマルガムの金属が原因ということがあります。

メカニズムは、溶け出している水銀を異物として認識した白血球が集まってくる。そして白血球が集まったところに顔の脂肪が出ると白血球はその脂肪を食べて炎症を起こし化膿する。

いったん、ニキビを治療して治っても、元の原因がアマルガムの水銀にあれば、またニキビができる。

歯の詰め物を外したところ数カ月後にはニキビが次第になくなり始めその後出なくなった。

蓄積している金属の量によっても回復期間が違ってきますが、おおむね数ヶ月から半年で良好な変化が見られるということです。

1991年~1998年、アマルガムが充填剤として使われアトピー等アレルギー性皮膚炎のひどい京阪神や岡山の患者300人を対象に調査した結果の報告があります。

歯からアマルガムを取り除き、代わりに他の金属やプラスチックを詰めて経過を観察すると、1年後には約70%の患者で皮膚炎が改善。

うち半数以上の約58%は完全に治癒した。また、300人のリンパ球について、試験管で水銀など重金属に対するアレルギー反応を調べたところ、約98パーセントが水銀に陽性を示した。

この調査とは別に1997年、京都市内の小学生約250人を調べると、約38%がアマルガムの歯科治療受けており、その中で皮膚炎がある率は約48%人なのに対し、アマルガムが使用されなかった児童は約8%と明らかな差があった。

このことからもわかるように、アマルガムの水銀がアレルギー性皮膚炎の発症に重要な関係があると結論をだしています。

微量に溶け出す水銀が、汗や血液を通じて皮膚を刺激するためです。すべての病気の原因が有害ミネラルということではないですが、体内に溜まっているかは検査してみないとわかりません。

一度、毛髪ミネラル検査をしてどれくらいの水銀が蓄積されているのか調べておく必要があると思います。

そして、たまっていたらそれを取り除くデトックスが大事ですよね。
特に子供に対しては、母親がチェックしてあげなければいけませんよね。

がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミーの会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。