◆有害ミネラル水銀とはどんな物質なのか?なぜ、水銀が悪いのか?
こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
有害ミネラル水銀、まず水銀という物質が、どのような物質なのか知っておく必要があります。
水銀は、水の約1.3倍の比重があり、水銀を使った体温計や血圧計の水銀柱を見たことがある人ならばご存知の通り、銀色をした、物質です。
常温では液体の重金属です。ところが、重金属であるにも関わらず、水銀は25度以上になると簡単に気化する性質を持っているのでガスとなって大気中に拡散していきます。
気化した水銀には臭いもありません。もし空気中に水銀が混じっていても、私たちはそれと気づくことなく吸い込んでしまいます。
こわいのは、呼吸器だけではなく皮膚からも体内に吸収していきます。
メチル水銀による神経系の障害は、体内に入るとタンパク質と結合して血液の流れに乗り、やすやすと血液脳関門を通過し脳に達します。
そこで、水銀が標的にするのは主に神経系なので中枢神経に沈着し、次第に脳細胞を死滅させていきます。
結果、アルツハイマー病患者と同じように脳細胞が萎縮していくこともわかっています。
メチル水銀が脳に入って神経系の影響を及ぼす図です。
1、わけもなくころぶ。まっすぐ歩けない。ボタンをかけたり衣服の着脱などの日常の動作が思うようにできない(運動失調)。言葉が不明瞭(構音障害)
2、まっすぐ見たときに周辺が見えにくい(視野狭窄)
3、触れているのはわかるが、物の形や大きさ、感触がわからない(感覚障害)
4、力が入りにくい。筋肉が痙攣を起こしやすい(運動障害)
5、音の識別ができない。相手の言うことが聞き取れない(聴力障害)
6 、じんじんするしびれ。触られても感じにくい。熱いもの冷たい物に触っても感じにくい。
中国、韓国で排出する水銀は増え続け地球規模で見ると半分以上がアジア地域から排出されています。
大気中に排出された、水銀は一部はそのまま地上に降り積もって堆積し、土壌と地下水を汚染します。
また、一部は雨とともに海や川に降り注いで水を汚染していきます。
一部は大気中を漂いながら直接、皮膚や呼吸器を通して人の体内に入ってきます。
もちろん、土壌や地下水を汚染した水銀は地下水や植物などを通して人の体内に入ってきて、海や川を汚染した水銀は魚介類を通して、やはり人間の体に入ってきます。
毛髪ミネラル検査をしてみるとだれの髪の毛からも例外なく水銀が検出されます。
でも大丈夫、検査でわかったら出せばいいのです。
まず、知ることから始めることです。
がんばる自分に毎日ごほうびを! 嵐アカデミーの会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。