1月29日(日)になりました。
東京都大田区の行政書士しょうぶです。
さて、行政書士試験の受験生時代は民法を必死に勉強したという方も多いのではないかと思います。
民法は行政法と並んで最も重要な科目の一つですからね。
ただ、民法は必死に勉強したといっても、多くの方が総則・物権・債権あたりをたくさん勉強している一方で、親族・相続の分野はそこまで多くの時間をかけて勉強してはいないのではないでしょうか?
親族・相続の分野は行政書士試験でたくさん出題されるわけではないため、どうしても勉強が手薄になってしまう分野なのではないかと思います。
親族・相続と同じように、商法もそこまでしっかりとは勉強していない方も多いはずです。
どうしても後回しにしてしまう分野ですよね。
このように、親族・相続・商法については受験勉強が手薄になってしまっても致し方ない部分もあるでしょう。
でも、行政書士登録をして実務の世界に入れば、相続業務や遺言業務、会社設立業務などでは親族・相続・商法(会社法)の知識はもちろん必須です。
つまり、実務家になるのであれば、親族法・相続法・会社法はきちんと勉強しておく必要があります。
親族法・相続法・会社法の勉強ですが、個人的には大学の先生が書かれた基本書などを通読することをおすすめします。
まずは法律の体系を理解し、基本的な知識を身につけることが大事だと思います。
いきなり実務のテクニックやノウハウなどを知ろうとするのではなく、法律の体系を知り、実務に携わるための土台固めをすることから始めるといいですね。