7月24日(日)になりました。
東京都大田区の行政書士しょうぶです。
時々ツイッターなどのSNSで、士業間での優劣を露骨に書いたり差別をしたりする投稿を見かけます。
これは全くもって論外ですね。
確かに、資格を得るための試験の難易度は異なっているでしょうし、かけるべき勉強時間にも長短はあるでしょう。
でも、それが直ちに士業間の優劣や差別につながる理由にはなりません。
どの士業の業務にも、必ずお客様がいますよね。
法廷で争う際に弁護士に依頼する。
相続税の申告で税理士に依頼する。
登記の申請で司法書士に依頼する。
許認可申請で行政書士に依頼する。
お客様としては、場面ごとに依頼する士業が異なるわけで、どの専門家に相談すればいいのかが重要であり、士業間の優劣などはほとんど関係ないはずです。
そもそも、SNSなどで士業者が一方的に他士業者のことを誹謗中傷したり差別したりするのを見ると、同じ士業者として本当に遺憾の意しかありません。
他士業者を批判したり誹謗中傷したりする対象にすることがそもそもおかしいわけで、お客様の権利利益の実現などを達成するためには、むしろ士業間で力を合わせたり助け合ったりするべきです。
士業の間で誹謗中傷や差別のオンパレードになってしまうと、結局お客様のことを全く見ていない、全く考えもしていないということになってしまいます。
もっと国家資格者だという自覚を持ってSNSなどを使ってほしいですね。