3月25日(土)になりました。
東京都大田区の行政書士しょうぶです。
突然ですが、私しょうぶは行政書士になる前は、ずっと教育業界にいました。
進学塾で講師を務めていて、小学生から高校生まで幅広く担当していました。
つまり、かつては主に子供たちを相手にしていたのです。
子供たちを相手に勉強を教えるためには、「丁寧に分かりやすく」説明をします。
「丁寧に分かりやすく」説明をするためには、必然と「ゆっくり」話すことになります。
この「丁寧に分かりやすく」と「ゆっくり」の2つが、実は今の行政書士業務において活かされています。
特に市民法務の面談の際は、お客様が高齢者であることが多いため、「丁寧に分かりやすく」かつ「ゆっくり」説明する必要があります。
市民法務に限らず、他のどの行政書士業務においても、「丁寧に分かりやすく」かつ「ゆっくり」説明することは、専門的な知識を持たないお客様にとっては必要なことのように思います。
このように、一見行政書士業務では関係のないように思える「教育業界での講師としての経験とスキル」ですが、実は活きてくる場面もあるのです。
私自身、建設業界で働いていた人が行政書士になったことに対して、どれだけ「うらやましい!」と思ったことか・・・・・・
「だったら建設業の業務に特化できるじゃん!」と。
介護関係のお仕事をしていた人が行政書士になったことに対して、どれだけ「うらやましい!」と思ったことか・・・・・・
「だったら後見とかの業務が抵抗なくできるじゃん!」と。
でも、違うんです。
これまでにどんな経験をしてきたとしても、行政書士業務において全く活かされない経験とスキルなんて一つもありません!
必ず何らかの場面でこれまでの経験とスキルは活きてくるものなのです。
自分は、行政書士業務の中身では、自身のこれまでの経験とスキルを活かせないかもしれません。
今でもまだ、建設業界出身の人や介護業界出身の人のことがうらやましいと感じることもあります。
それでも、自分にはお客様に対して「丁寧に分かりやすく」かつ「ゆっくり」説明できるスキルがあるんだと、ここは無理やりにでも強がってみようと思います。
「ものは考えよう」です。
どんな些細なことでも、きっと業務上活きてくるはずです。
そうした意識を常に持って、自分自身で業務を切り開いていくしかないのです。
サッカー日本代表はよく勝ち切りましたね!
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