タイトル 「天使の羽」 434 | 可愛い君に愛を囁きたい


「中塚さんを


 おんぶした時みたいだ」


 翔太はひなたの方を見て、


 微笑んだ。


「あの時も急に


 体に力が入らなくなって、


 倒れたんだ」


「ごめんなさい。


 私のせいで」


「なんで謝るの?」


「私が重かったから」


「中塚さんは軽いよ。


 小さいし、可愛いよ」