タイトル 「天使の羽」 433 | 可愛い君に愛を囁きたい


 翔太はひなたに


 手を貸してくれるように


 手を伸ばした。



 そしてひなたの肩を


 借りて歩き始めた。



「本当に大丈夫なの?」



 ひなたは心配になって


 沙希に聞いた。


「安心して、

 

 ひなねえの時だって、


 そうだったし」


 沙希は笑った。