タイトル 「天使の羽」 435 | 可愛い君に愛を囁きたい

 スクワットをして倒れたのは、


 ひなたが重かったんじゃなくて、


 羽がひなたに移動したせいで


 ぐったりしたからだろう。




「でもスッキリするんだよ。


 なんか羽が


 はえ変わったみたいな……


 そんな気分……」 




 そんな翔太の言葉よりも


 ひなたは翔太の言った


 「可愛いよ」の言葉で


 ポーとなっていた。