暑いだけの夏を駆け抜け遠泳を 肺に溜め込む滓に咽てる
柊が生まれる庭を間違って幸か不幸か冬は踊れる
溶け出したカマンベールと目が合ってあやうく一緒に黴そうになり
乙女座に生まれついてか性分が規則正しく枠を囲うの
包むほど声がくぐもる宝箱を開けてもらえる夜を待ってる
冷蔵庫に忘れ去られた卵なら要らない意味さえわからないまま
電話口湧き上がっては氷点下白湯を保っていられはしないか
感慨に浸ると靴までびしょぬれにところであたしの傘は何処なの
暑いだけの夏を駆け抜け遠泳を 肺に溜め込む滓に咽てる
柊が生まれる庭を間違って幸か不幸か冬は踊れる
溶け出したカマンベールと目が合ってあやうく一緒に黴そうになり
乙女座に生まれついてか性分が規則正しく枠を囲うの
包むほど声がくぐもる宝箱を開けてもらえる夜を待ってる
冷蔵庫に忘れ去られた卵なら要らない意味さえわからないまま
電話口湧き上がっては氷点下白湯を保っていられはしないか
感慨に浸ると靴までびしょぬれにところであたしの傘は何処なの
渦になり沈んでゆくのが道理なら角砂糖並み甘くない舌
やくそくを違えた貴方がいうのなら間違いはない明日は曇りだ
カーディガンのスナップに似てはじけてとまるあきれる反芻
やくそくをしてない貴方がわすれてくレン タルビデオの期限が切れる
紅葉色のカフェインと共に悪態取り込み澱を吐き出す
何事もなかったふりが得意になった背向ける猫に目伏せる夜明け
冷静は実は苦手だお互いに見透かすものなどないこと知るから
遠ざかりまた近づいてくるゆるやかに酔いながら言う君が好きだと
箒持ちゴルフのショット真似てみるはるか遠くに光が見える
滞る血流は不届きな呼吸を赦さなかったから
わかりやすくわかりづらく
従ったら
そこを退けて
髪の毛が逆立った人形抱いて
飛び出し
均衡逆巻き
寧ろ離れ難い程の
焦燥
喉の奥からごろごろと
昔髪に飾った誕生石
いまにも吐き出しそう
屈託は不信へ
安穏は淘汰される
この先二週間は
子供を騙すか
大人を散らすか
私が選んでいい?
欠けてない
レンガを選び
君に積み上げゆく
錆びてない
桃色のペンキを
君に塗り重ねゆく
何をしても
君は動じず
潰れず釘は折れ曲がり
染まらず血でさえ凝り固まる
あたしの
心さえ
食べてしまう
クラッカーのように
野菜ジュースのように
砕かれても
アイアン・マンとは君のこと
もっと嘘を上手に吐きたい
土地柄を言い訳にして弾ける緑を視界から外す
陽炎が誘うのであります どうしたい一体どうしたいんだ
しっかりつけたが折れそうな足 私こそが嘘であったら
手段がなかったわけではない 「綺麗」 触れずにいれば輝く日々
あの雲が龍に見えて 残秋も待ち侘びていた あの子の帰りを
あとは歌うだけ 塵も黄砂も飲み込んで 流されなかった涙さえ
窓は閉じられ 音符は染み込み 私たちは地中で息する
運命とは未来なのだ 貴方の背を嗅ぎ 悟る夜